867 名前：名無し草 投稿日：02/03/28 22:07
本家がライブのようですので、昨日あったプチネタを 
こちらでアップさせていただいても、よろしいでしょうか？ 


871 名前：867名無し草１ 投稿日：02/03/28 22:11
それでは、お言葉に甘えて。 
すみません。実はこのスレをずっと対岸の火事というか、 
自分には絶対に起こりえないことだと思って読んでいました。 
ところが、昨日とうとう我が家にも来てしまいました。 
押しかけ自体は、さほど協力電波でもなく、K冊のご厄介になる 
ことも無くお帰りいただいたんですが･･･。 
「押しかけられた」という事実が、私にはとてつもないダメージとなりました。 
というのも、私は絶対に自分は押しかけられることはないという確信めいた自信 
をもっていたからです（藁 
以下、少し長めになりますがお付き合いください。 

まず、私は完全なオン同人オンリーです。 
オフでｺﾐｹ等に一度も行ったことはなく、リアル知人・友人にも小説 
を書いていることはいっさい伏せています。というか、私の友人は誰一人、 
私が漫画＆ゲーム好きだということを知りません。（家族は薄々気付いていますが）。 
そう、正真正銘筋金入りの隠れｦﾀなわけです。 

ネットでも、HNは本名とまるで無関係なものを使用。 
自サイトにも、プロフィールや日記等の素性がわかりそうなものは一切置かず、 
掲示板のレスでもオフの生活のことがわかるようなことは全て伏せていました。 

ところが、昨日。今思い出しても、寒気がするのですが･･･。 
「ﾎﾝﾐｮｳｺの友達っていう子たちが門のところに来ているんだけど」 
と家族が不審そうに部屋に呼びにきました。 
家族が不審がるのも無理はありません。私の実年齢は20代半ば。 
カメラに映る厨たちはどうみても工房程度。 
しかも私の友人には絶対にいない服のセンスのｺﾆｰｺﾆｰｺﾆｰ。 
「知らないなあ、新手の宗教の勧誘かもしれないから放置しといて。飽きたら帰るでしょ」 
と部屋に戻ろうとする私。 
その背中に、家族の恐怖の一言。 
「そうよね〜。ﾎﾝﾐｮｳｺさんか、もしくはﾊﾝﾄﾞﾙｺさん、いらっしゃいますか 
って言うのよ。ﾊﾝﾄﾞﾙｺなんて名前聞いたこともないし」 

凍りつきました。もう絶対零度の世界です。 
人生生きてきて、これだけびっくりしたことは、後にも先にもないん 
じゃないかというぐらいの衝撃。「心臓をわしづかみにされたよう」って 
比喩はこういう時に使うんだと、しみじみと感じるくらいのショックでした。 
ﾊﾝﾄﾞﾙｺさん？？？ 
それは、もしかして、もしかします？ 
これが世に云う押しかけですか。 
でも、なんで、どうして、我が家に。なんで家がわかったの？ 
もう完全にパニックです。ここのスレのことが一瞬頭をかすめましたが、 
パニくり過ぎて、テレコ等の段取りは全て頭からふっとんでしまいました。 

私が、必死で冷静を装いつつまず最初にした行動。 
それは、家族をインターホンから遠ざけることでした。 
ばれたらマズイ。何がマズイわけでもないんですが、その時は兎に角 
「誰にも内緒にこの場をおさめなきゃ」という、 
長年染み付いた「隠れｦﾀ根性」が炸裂してしまったんです。 

突然態度が激変した私に、不審そうな目を向けながらもとりあえず家族は、 
インターホンのある部屋から去りました。 
そこへ、もう一度、チャイムの音。 
消えていたカメラが、また作動しｺﾆｰ３人娘を映し出します。 
私は勇気をもって、インターホンの受話器をあげました。 
しかし、こちらからは一言も発しません。（相手の声を聞くためだけ） 
受話器からは、お決まりのｱﾆﾒ声。っつうか、アニメ以外でアニメ声を 
聞いたのは初めてでした。ある意味新鮮（藁 
「あの〜、誰かいませんか〜。お留守ですか〜。 
あの〜、私ﾎﾝﾐｮｳｺさんのお友達のＡなんですけど〜」 
緊張しているのか妙に「あの〜」が多いです。 
「あの〜、それとも、もしかして本名がﾊﾝﾄﾞﾙｺさんなのかな〜。 
ええっと、ﾊﾝﾄﾞﾙｺさん、いませんか〜」 
自分で聞くまでは信じないと思っていたのに･･･。 
ﾊﾝﾄﾞﾙｺさんと間違いなく言っている。 
ってことは、私のサイトの閲覧者であることは、動かしようがありません。 

頭の中はぐちゃぐちゃで、もう何も考えられない状態でしたが、 
とりあえず落ち着けと念じながら、私は一呼吸して答えました。 
「どちらさまですか？」 
半ば留守だと思っていた厨たちは、急に返答があったのでびっくり＆大喜び。 
インターホンにぐぐぐっと近寄ってきます。アップで映し出されるｺﾆｰ顔。嫌すぎ。 


「あの〜、ﾊﾝﾄﾞﾙｺさんですかぁ」 
「違います」と極力不審そうな声で受け答えする私。 
「えっ、じゃあ、ﾎﾝﾐｮｳｺさんですか」 
「そうです。私はﾎﾝﾐｮｳｺですがどなたさまですか」 
「あの〜、私たち＊＊＊（私のサイト）の常連のＡとその友達です。 
近くまで来たんで遊びにきました」 
Ａって名前、確かにウチのサイトの掲示板の常連です。しかもかなりｱｲﾀﾀな。 

それにしても、何故ウチがわかったの？？？ 
驚愕を隠しつつ、私はどう受け答えをすればいいのか必死で考えます。 
こういう時、インターホンは便利です。 
相手の顔は見えてもこちらの表情は相手には読まれませんから。 
結局、混乱しながらも私が出した結論は、 
「シラをきりとおす」という隠れｦﾀらしい選択でした。 
「失礼ですが、＊＊＊とは何のことですか。私は貴女方を知りませんし、 
ﾊﾝﾄﾞﾙｺさんという名前の家族はこの家にはおりません」 
顔を見合わせる３人。 
インターホンでは聞き取れないぼそぼそとした声でしばらく相談した後、 
Ａがおずおずと聞いてきます。 
「ﾎﾝﾐｮｳｺさんが、ﾊﾝﾄﾞﾙｺさんですよね？ 
　ﾎﾝﾐｮｳｺさん、インターネットで、管理人名をﾊﾝﾄﾞﾙｺってして、 
＊＊＊っていうホムペを開いてますよね」 
はい、そのとおりです。 
なんて、正直に答えられるわけがありません。 
それに、Ａの口ぶりからすると、完全に私＝ﾊﾝﾄﾞﾙｺだと 
バレているわけではなさそうです。 
少しだけほっとした私は、思いっきり不審そうな声で聞き返します。 
「はっ？何のことですか。＊＊＊？ﾊﾝﾄﾞﾙｺ？　私はそんな名前、 
聞いたこともありません。どなたかとお間違いになってませんか？」 
ええっとどよめく３人。 
しかし私の芝居が聞いたのか、こちらの声が彼女が想像していたより 
ずっと年配（藁なのに、気をそがれたのか、「勘違いでした、すみません･･･」と 
消え入りそうな声で言って立ち去りそうな気配。 

ちょっと待ったぁぁぁぁ！！ 

こんなにあっさり帰ってくれるのは、このスレを読む限り滅多にない 
慶事なんですが、私にはどうしても有耶無耶にできないことがありました。 

私は慌てて引き止めます。 
「ちょっと待ってください。いったいどうして、そんな勘違いをされたんですか」 
そして、不審に思われない程度に、彼女たちから聞き出した情報をまとめると･･･。 


突き止められた原因は、なんとﾔﾌｵｸでした。 
実は私、最近、ﾔﾌｵｸにはまってまして、なかなか近所では手に入りにくい 
レアゲームなんかを買いまくってたんです。 
といっても、無論、ﾔﾌｵｸで使用しているメアドはサイトで使用しているものとは、 
全く別物です。そして、どちらも異なる会社のフリーアドレスを使用していました。 
が、浅はかな私は、この２つに似た名前を付けていたんです。 

サイトで公開しているメアド→　handoruko***@hotmail.com 
ヤフオクで使用しているメアド→　+++handoruko@yahoo.co.jp 

Ａもヤフオク常連で、この間、自分と似た嗜好のゲームを 
よく買っている私の存在に気付いたそうです。 
そして、ヤフオクのＩＤを見ると、サイトの管理者名に似ている。 
もしや･･･と思って、私が競り落とした商品を検索すると、 
それは私がサイトで公開している小説のラインナップとぴったり一致（藁 

もう間違いないと思ったＡは、私とお近づきになりたい一心で、 
自分の持っているレアゲームをタダ同然の値段で出品したんだそうです。 
そして、私は見事その餌に引っかかってしまったと。 

そう言われてみると心当たりがありました。 
２ヶ月ほど前、入手困難で相場が８千円近くするゲームがあったんですが、 
それが５００円スタートで出されたんです。 
で、私は一応唾付けとくかと、ニ千円の辺りで一回入札したんですが、 
私が入札した途端、まだ落札日まで数日も残っているのにも関わらず、 
突然出品者が入札をその時点で打ち切り、結果として私は思いもかけない 
安値でそのゲームを落札することができたんです。 
今、振り返ると、その時点で怪しいと気付くべきだったんですが。 
馬鹿な私は思いがけず安値で手に入ったことを単純に喜んでしまい。 
Ａがヤフオクの良質な利用者で、Ａのオークション評価もかなり高いもの 
だったことも私の目を曇らせてしまいました。 

落札後、ヤフオクの手順にのっとり、何度かメールを交換し、入金後、 
ゲームを郵送してもらうため自宅の連絡先・本名を教えました。 

そして、それを辿って、彼女たちの昨日の来襲となったわけです･･･。 

すいません、なんだか取りとめの無い話になってしまいました。 


895 名前：867名無し草 投稿日：02/03/28 22:29
励ましの言葉ありがとうございます。 
自宅を突き止められたことはｼｮｯｸだったとはいえ、 
今回のｺﾆｰたちは、知恵があるが、そこそこ小心者。そこそこ常識人で 
助かりました。 
人違いですと言ったら、あっさり謝ってかえってくれたし。 
言葉使いも丁寧だったし。不幸中の幸いでした。 

それとＨＮが、偶然ですと言い張れる程度にポピュラーなもの 
だったことも幸いしました。 

でも、もう金輪際ヤフオクはやめます（藁 


903 名前：867名無し草 投稿日：02/03/28 22:36
ゲーム面白いです。 
思いっきり楽しんでしまいました。 
でも、もう近日中に中古屋に持っていきます。 

Ａを少しだけ庇っておくと。 
Ａのヤフオクの評価は、どれも優秀でした。 
メールでのやりとりも丁寧で迅速。入金後すぐにゲームは届き梱包も完璧。 
今回のことさえなければ、とても良い印象しか残らなかったのに・・・。 

しかし今更、ヤフオクの評価を変更すると、私が私だとばれてしまうので、 
できません（藁 


914 名前：867名無し草 投稿日：02/03/28 22:43
>906-907 
907さんのような書き方にすれば、確かに疑われないかもしれないですね。 
今後、また別の人に迷惑をＡがかけるおそれもあるので、こっそり評価を 
変えてみようかと思います。 
っていうか、逆に私がﾊﾝﾄﾞﾙｺでないならば、評価を変更しない方が不自然かも･･･。 

ヤフオク利用をやめる最後の記念に思いっきり評価を書きなぐって 
こようかな･･･。そんな私は厨でしょうか。 


10 名前：前スレ867名無し草 投稿日：02/03/28 22:56
１さんお疲れ様でした。 
そしてみなさんアドバイスありがとうございました。 
というか、前スレの923さんの書き込みを読んでかなりびびりはいりました･･･。 

本スレで書かなかったのは、よかったかも･･･。 
難民のこのスレがＡに見つからないことを祈りつつ名無しに戻ります。 

サイトはすぐやめると疑われそうなので、しばらく期間をあけてから 
閉鎖しようと思います。