家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その24 
└下着ドロ
345 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。投稿日:2000/12/27(水) 04:23
ええっと、もう過去の話で被害にあってしまったネタなのですが、 
今あげても大丈夫でしょうか? 
分けてかいてたら4分割になりました。 

59さん、本当にこんな時間までお疲れさまでした。 
人の痛みのわからない厨、空の彼方へ逝ってしまへ!

349 名前:345投稿日:2000/12/27(水) 04:27
では、失礼して書き込ませていただきます。今から1年半ぐらい前の話です。 
当時、私は実家で父・母・私・弟の4人暮らしでした。 
私はOLをしながらピコ手の同人サークルをしていて、弟は買い専という、 
姉弟そろってオタな家だったのですが、両親はそういうことにあまり興味が 
なく、別段なにも言われませんでした。 

さて、私は参加するイベントは夏冬のコミケだけと決めていたのですが、 
弟の方は色々なイベントに行き、グループ買いなどもしていました。 
とあるイベントの前日、弟は同人の友達を家に呼んで作戦会議です。 
弟の同人友達とは、家の中で顔を合わせれば挨拶ぐらいはしますが、 
私とは特に面識があるというほどの付き合いはこれまでまったくありません。 
その時は、弟を含めて3人で出かける予定のようで、弟の同人友達が2人 
来ていました。 
1人の子は大抵いつもいる子で、私も名前ぐらいは知っていましたが、 
もう1人の子は初めてみる顔でした。仮に前者をMくん、後者をEとします。 
私は仕事があるので朝普通に出かけました。 
両親は田舎でお世話になった人に不幸があったため、更にその前日から 
泊りがけで出かけていて留守でした。 

夜の8時ごろ仕事を終え帰宅すると、家の中は静まりかえって真っ暗でした。 
これは別に珍しいことではありません。 
弟は朝早くイベントへと出かけるため、前日はいつも早めに睡眠を取って 
いることが多いので、私も「ああ、いつものことか」と思い、着替えを 
するために自分の部屋へ行きました。 
友人が2人ぐらいの場合は、弟の部屋でみんなでザコ寝をしているはずなので、 
向かいの部屋の弟達を起こしたら悪いと思い、そーっとそーっと自分の 
部屋へと行ったのです。 
電気をつけて、荷物と上着をポイっと脱ぎ捨て、ふと目を壁の方にやった瞬間、 
私は思わず凍りつき、次に「ぎゃあ〜〜っ!」と悲鳴をあげていました。 

ベッドがモゾモゾと動いています。 
正確にはベッドの上の、私がボーナスで買った大事な大事なローラアシュレイの 
羽根布団の下になにかがいます! 
悲鳴を聞きつけて、弟とMくんが私の部屋にやって来ました。 
わたしが「あれ…、あれ…」と、弟に必死で訴えると、弟は躊躇せずにがばっと 
布団をめくりました。 
はい、もうおわかりですね。 
私のベッドでのうのうとEの奴が寝やがっていました。 
狸寝入りだったようで、わざとらしくいびきなんぞをかいていやがりましたが、 
弟が「おまえ、何やってんだ!」と怒鳴ると「あう〜」とかなんとか、よく 
わからないうめきをあげ、ぼそぼそと何かをしゃべっています。 

とにかく弟とMくんとで部屋から追い出してもらい、私は弟に、Eにはもう 
帰ってもらうように言いました。 
その後、弟の部屋でEに帰れ、Eは帰らないなどのすったもんだがありましたが、 
弟とMくんはぶじ、Eを家から追い出すことに成功しました。 
後で弟に聞いたら、 
「床で寝るのは体が痛くなるから嫌だった」(でも敷布団は用意してあった) 
「ベッドでないと眠れない体質」(だったら人んちに泊まりに来んな、ゴルァ!) 
「お姉さんの布団がふかふかでつい寝てしまった」(あたりめーじゃ、ボケ! 
あの羽根布団がナンボしたと思っとるんじゃ、ワレ!) 
「寝てるとき、いい匂いがして気持ちよかった」(マジ気持ち悪い!) 
という、数々の厨房発言が! 

後で聞いたらこのE、その当時、Mくんとネットで知り合ったばかりだったそうで、 
Mくんは弟に平謝りだったそうです。 
もちろん私にもきちんと謝ってくれたので、今でもMくんと弟とはお付き合いが 
あるようです。 
で、この話にはまだ後日談があるのです。

次の日、弟とMくんはイベントへと出かけていきました。 
私は家の掃除や洗濯をしていました。 
特に昨日は気持ち悪くて自分のベッドを使えなかったため(部屋に客用布団を敷いて寝た)、
布団のカバーをすべて外して洗って、布団は干して、と大忙しです。 

で、洗濯物を干している時におかしいと気がついたのです。 
思い出しても指先が怒りで震えてキーボードが打ちにくいのですが、 
私の下着が足りません。 
自分で洗濯に出した下着の数ぐらい把握しています。 
ましてやデザインや色が気に入っていたものだったら間違えっこありません。 
決定的なのは、私は下着をそのまま脱衣籠や洗濯機には放り込まず、痛まないように 
洗濯ネットに入れてから洗濯機で洗っていたので、他の洗濯物と混じってどこかへ 
いくということが絶対にありえないということでした。 
気に入っていた下着が2枚ほど無くなっています。 

Eだ! 
私は直感的にそう思いました。 
なんだか嫌な予感がした私は部屋へ行って自分のタンスや本棚を調べました。 
幸い本や同人誌はEの好みに合わなかったのか何もされていないようでしたが、 
タンスの中はやられていました。 
明らかに下着が入っている引出しだけ、引っ掻き回したような形跡があります。 
一応確認してみましたが、こちらからは取られていなかったようです。 

夕方になって弟が帰って来て、取られたモノがモノだっただけに、言おうか 
どうしようか迷ったのですが、そういえば、弟の部屋の同人誌や漫画は大丈夫 
だったのか、それも心配になったので、思い切って打ち明けました。 
弟も青くなって自分の部屋のモノをチェックしていましたが、盗られたものは 
無かったようで、二人で胸を撫で下ろしました。

その後、Mくんを通じてEの行方を探しましたが(弟がどうしても一発殴ると 
言うので)、Eは結局ぷっつりと姿を消してしまいました。 
MくんはEの連絡先としてメアド、それもフリーメールしか知らず、しきりに 
その点を反省していたそうです。 

弟はもう絶対に身元のはっきりしない人間を家には泊めない、グループにも 
なるべく入れないと言っていましたが、私はその後家を出て、一人暮らしを 
始めてしまったので、本当にそれが守られているかどうかは知りません。 
でも、弟も懲りたと思うので大丈夫でしょう。 

洗濯を干していて、下着が無くなっていることに気が付いたときの気持ち悪さは 
まだ忘れることができません。 
だって、どう考えても洗う前のヤツを持っていったということで… 
ああ、今も鳥肌がっ! 

とにかく身元のはっきりしていない人間、素性のしれない人間を家にあげては 
駄目ですよ。 
どうしてもあげざるを得ない場合でも、決して目を離してはいけません。 
以上、長々とお付き合いありがとうございました。<終>


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