家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その23 
└妹の厨友に20万盗まれた
845 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。投稿日:2000/12/26(火) 21:08
…身内ネタでもいいかなあ? 
泊まりに来た厨な妹の厨友達に売り上げ20万 
盗まれた話があるんですが…

857 名前:845投稿日:2000/12/26(火) 21:19
やっぱり今はそんなノリじゃないかな? 
また落ち着いた頃、こそっと書きます。

144 名前:落ち着いたようなので投稿日:2000/12/27(水) 02:03
妹の厨友に20万、の23-845です。 
血を分けた実の妹ですが、幼少時より姉妹仲は険悪です。 
「姉のものは私のもの」を地でいっていて、私がデートの予定で組み立てていた 
コーディネイトも当日の朝、靴がない! 服がない! などざらでした。 
物がなくなるとまず妹の部屋を探して発掘していました。汚れたり壊されたりした 
大切なものを発見する度に、盛大な喧嘩をしていましたが、全然懲りない。 
小さい頃から「だって自分の部屋に入れたくないんだもん」を理由に 
勝手に私の部屋に友達を連れ込んでは遊び、散らかしたまま汚しっぱなし。 
近所の妹の友達が見覚えのある物を持っているのを発見して、つかまえてシメ上げたら 
「(私の部屋で見て)欲しいって言ったら○○ちゃん(妹)がくれた」と白状したり。 
しかし厨なので殴ろうが蹴ろうが怒鳴ろうが、ムダでした。 
仕返しに妹の部屋の机や床に、ゴミ箱の中味をぶちまけるくらいで(私も厨か) 
父親が介入すると表面だけ反省するんですが、基本的に母親は兄弟喧嘩の延長 
くらいに思っていたようです。 
「いいじゃないの、貸してあげれば。お姉ちゃんでしょ、我慢しなさい」で終わり。 
悪いことに母親は末っ子で、若い頃は妹のように上の姉妹のものを持ち出すことは 
しょっちゅうだったらしいと、後で叔母さんに聞きました。 
なので私が部屋にカギをつけたい、と訴えてもあっさり却下でした。 

月日は流れてもあいかわらずでしたが、さすがに家に友達をつれてくる回数も減り、 
すっかり油断していたある日、私は友人との旅行で数日家を空けました。 
帰宅して部屋に入ると、久しぶりに荒らされた気配が。 
親に聞くと、妹の友達が泊まりに来て、やはり私の部屋で飲んだり食べたり 
していたそうで。理由は「自分の部屋が汚れるのはいやだから」だそう。ああそう。 
だいたい「お姉ちゃんに怒られるよって言ったんだけどね〜」じゃねえだろ、母。 
妹の帰宅を待ってしばき倒し、さて、通販でもするか…と、会計袋を持つと 
あれ?なんだか軽い?小銭の音がしない…? そして開けると…

空っぽでした。 
当時私は友人と2人でサークルをしていて、会計は全部私が扱っていたんです。 
袋と箱だけはそのまま、中身のお札と小銭が消えてました。20万弱はあったはずです。 
なんでないの!?どうして!?と、10分ほどはそのまま硬直していました。 
本当にああいった場面って、思考が回らないですね。目の前が真っ暗、パニック。 
やっと妹の友達が部屋に入ったところまで思い当たり、我に返ると 
私は奇声を上げて(ほんとに)妹に掴みかかっていました。 

駆けつけた母親は半泣きで訴える私に、最初は妹を泥棒扱いするなんて、とか 
お金を無防備に置く方が悪い、とか言っていました。 
「マンガごっこのお金でしょ?いくらなくなったの?5千円くらい?」と。 
しかし金額を聞いてさすがに顔色を変えました。 
「あんた、本当に知らないのね!?」と、これまで常に自分の味方だった母親に 
(私が部屋を荒らされようが服や物を持ち出されようが盗まれようが 
 「お姉ちゃんなんだからそれくらい」で済まされていた)きつい口調で 
問い詰められた妹は、「ひどい!ひどい!!」とわんわん泣きわめき始め、 
手が付けられなくなっていきました。もう20も近いのに… 

これまでの行いから「知らない」の言葉も信用できず、貯金を下ろさせようと通帳を 
探したのですが、もちろん残高などありません。もう興奮してバコバコに殴る姉と 
混乱して私を止めずにいる母親に観念したのか、妹はとんでもねえことを白状しました。 
「時々、ちょっとだけもらってたけど、全部はとってない! 絶対Aちゃん 
(泊まりに来ていた友達)が盗んだに決まってる!」

………さすがに、いくらなんでも人の金に手をつけるとは、この時まで 
発想もなかったのですよ…身内だったし、妹だし。 
計算が合わない時、自分のミスだと端から信じて、自腹で穴埋めしていたのに… 
また妹も札はバレる、額が大きくてもヤバイ、とせこせこと小銭をとっていたらしく 
そこが100万歩譲って、まだかわいいというか。いや、許さないけど。 

その日、私の部屋でテレビを見てだべっていて「外になにか買いに行こう」 
となったとき、持ち合わせのなかった(というか常にない)妹は 
「ちょっと待って〜」と、そのAの前で会計袋を出し、硬貨で1000円ばかり 
抜いたそうです。もちろん中も札束も丸見えだったことでしょう。 
その後お泊まりの間、いくらでもチャンスはあったろうな…というか、もう… 
「あの子って前からそうだったの!私は嫌いだったの!」以下悪口。 
母「だったらそんな子とつきあうんじゃありません!」妹「だって、だって!」 
その後帰宅した父親も交えて家族会議です。 
とりあえず、もともと親に評判の悪かった妹の友人たちの中でも、特に礼儀知らず 
だったそのAが持っていったのだろう。ということになりました。 
しかし、よそ様の娘さんを、いきなり泥棒呼ばわりはできない。 
結果はやはり泣き寝入りになりました。 
妹の友人は今後一切家には入れない。無くなったお金は、私の友人の分である 
半額10万円は妹の分の結婚資金(あったらしい)から出す。 
両親いわく大金を家に置いていた私にも非はある、とのことで私は半分の5万を諦め、 
妹は本人には痛くも痒くもない結婚資金とやらから15万削られることになりました。 
部屋に鍵をつける要求も、母親の「絶対○○子がお姉ちゃんの部屋に入らない 
ように、お母さんが見張ってるから」でやはり却下。 
もちろん1ミリグラムも母親をその件では信用できませんが。 
自分に実害のなかった妹の薄笑いを見て、私の理性がぷっつりしました。

私は、とにかくなにかしてやらないと気がすまない!と 
妹の部屋に駆け込んで、クローゼットを開けて、そこにかかっていた 
服を端から掴んで、窓から外に投げ捨てました。 
泣きながら食ってかかる妹をひっぱたいては払いのけ、全部捨てました。 
どれだけキレていたかといったら、その中に自分の服が混ざっていたことに 
気付かなかったことでしょう…(泣) 
最後に、空のハンガーをいくつか妹の机に投げつけ、フォトスタンド等 
割れ物を数点破壊しました。今までさんざん人のものを平気で乱暴に使ったり 
壊したりしていた妹は「大事なものなのに〜!」とギャーギャー泣くし。 
ざまあみろ! と最後に一発蹴りを入れると、呆然と見ていた母親が 
「気が狂ったかと思った。ああ怖い!」と呟いていました。 
しかし、両親とも私に説教はできなかったようです。さすがに。 
私も最後に真性厨房になってしまいました… 
でも、言葉で通じない妹を相手にするうちに、こんなに暴力的な女に 
なっちゃったんだよな。宇津だ。 

後日友人には事情を話して平謝りし、「いいよ、残りを半分にしよう」と 
言ってもらって涙したりしましたが、相変わらず失せ物は妹の部屋から 
発掘する毎日。泥棒Aとも平然と一緒に遊び歩いていました。 
こんな生活もあと1年、半年、3ヶ月…と、ひたすら卒業を待ち、 
就職と同時に家を出て、現在一人暮らしです。快適です。 
一瞬たりとも寂しいなどと思ったこともありません。 

では長々とすみませんでした。ちょっとすっきりしました。

181 名前:144投稿日:2000/12/27(水) 02:25
今だったら即「K冊行くぞゴラァ」なものですが 
当時はやっぱり世間体とか…ええ。 
一家で厨かもですね。でも父はわりとまともだったと 
思いたいです。 

やっぱり一度刑事事件にしないと、反省しないようです。 
みなさまは負けないでください。 
私ももしもう一度あったら、絶対戦います…

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