本家91-462
462さんのケース……
「うちのA子を雇って頂けるそうでお礼に参りました」

462 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :03/02/23 17:29 ID:91G9Ao8G
報告というか、吐き出しなんですけど、宜しいですか?
459さんのお邪魔になっちゃうかな?別に緊急じゃないので・・・


466 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :03/02/23 17:36 ID:91G9Ao8G
459さん、お先に失礼します
逃げ切られるよう、祈ってます

オンリーを開催しました
(期日、ジャンルは控えさせてください)
イベント開催まで6ヶ月、チラシ蒔きなどをしていましたが、ある日手紙が来ました
リターンアドレスの無い茶封筒
宛名がイベント受け付けだった為、問い合せ?と開封したところ

(要約)友達がそのジャンルが好きなので興味を持った
面白かったのでイベントの手伝いをしたい
特にパンフ編集を希望
経験はないが私ならすぐに出来るようになるだろう
ついては友達がコスプレをしているのだが
私もやりたいので編集を手伝えば時間が空くだろうからその時間で作ってください
友達は美人だが私ほどじゃないので
私がコスプレしないわけにはいかない、キャラは任せる

というような事が、ピンクの花柄便箋にピンクのラメペンで
書かれて有りました
封筒の文字は多少下手と思える程度でしたが
手紙本文は”お”だか”あ”だか判別できない丸文字で
しかも絵文字?記号?が文の途中に入っていたり、
それでなくとも同色使いで読みにくいのに・・・
(解析には一日を費やしました)
便箋にも住所氏名の記名が無かったので、シカトして
地道に宣伝活動して、3週間程したところ
また来ました、今度は白封筒で。
リターンアドレスが無いし、見覚えのある字体だったので
迷いましたが、情報があるかも?間違いだったとお詫びかも?と
開封しました

(要約)貴方はホントはこの宇宙の創造主だった
しかし悪の力で異世界に落とされた
そこで生まれ変わった貴方は、記憶も力も封印されたが
残りの力でその世界ではシャーマンとして、貴方を滅ぼそうとおってきた悪と戦った
私は実は創造主である貴方に使える者だった
一度ならず二度までも貴方を守れなかった
悪によって現世に落とされた貴方の力もう少ないが私や他の味方が集まれば貴方の力は戻るだろう
私と貴方が巡り合ったのも運命だけど、悪もまた、貴方の復活を阻止しようと近づいてきている
それが、貴方のイベントスタッフたちだ
友達の振りをしながら実は貴方を滅ぼそうとしている
奴等の邪魔が無ければ
貴方は、1万でも2万でも人を集めるイベントが開ける

相変わらずの丸文字で
解析するにつれ正気デツカ?な内容が。
しかし、リターンアドレスも無く消印の地名についても知らない地名で
取りあえず放置していましたが
でも住所や氏名を知られているので、チュウボーな娘には
学校帰りに名札を外す、
お母さんが病気とか怪我で病院で待ってる、等と言われたら取りあえずおばーちゃんちに連絡しれ
名字で呼ばれても返事しない、等と指示。
無くはないけど多くはない名字なんです。

チラシにはイベント問い合せ先として
住所氏名、メルアド、告知サイトURLを記載していたのですが
2通めの封書が来てから約半月後、メールが来ました、携帯から。

(要約)イベントの手伝いが忙しそうで手紙の返事がかけないんですね
今度から連絡はメールにしてあげましょう
私ってば気がきくわ。イベント当日も任せてくださいね

と、脳内変換をいくど度重ねたのか分からない内容でした
ただ、メールになったぶん、解析の手間は係らなくなりましたが。
”編集も当日もスタッフの必要はない、
どんな事があってもアナタにはコスプレ衣装は作らない
連絡を取ったりうちに来るとかは全く必要ない”
との内容を事務的にメールしましたが、あぼーんされたようで
パンフ編集はいつから?とか(編集に使う)道具や用具は持ってないのでよろしく!とか
コスプレ楽しみ〜とか本番までに仮縫いしなくちゃ〜いつ行きましょうか?とか
浮かれはっちゃけたメールが、毎日、15〜30件着ていました
一応見てフロッピーに保存しつつ、捨て置いておりました

イベントまで3ヶ月、と言う頃になって
会社に行くのが楽しみ!とかもうはっきり就職が決まったのは私だけなんですよとか
近況報告メールが来るようになりましたがそれも捨て置き。
私のメールアドレスは有料でイベント主催する前から、ずーっと使っているモノで変えたくありませんでしたし
引越しは無理ですし、毎日家事やら雑用やら、イベントの申し込みや問い合せも増えておりましたし
実害が無く、”気分を害する”だけでは警察に届けても仕方ないだろうなと思っていました

しかし、住所を知られている事と、パンフ編集手伝い希望ということ、から
チラシの申込〆切後の土日などはアブナイかも、と用心はしておりました
単に防犯の為、前々から考えてはいたのですが
玄関の2重ロック、雨戸の無い出窓などのガラスの防犯シート貼り付け、
防犯灯等を設置しました

イベント申込締切に近くなってくるとともに
メールも減ってきましたが、内容はイベントの事より
仕事を早くしたいとか、見習い期間は給料は安くても私ならすぐに戦力になれるはず!とか
なーんで私に就職の抱負を語るのか、全然解りませんでした
でもこのまま就職が楽しみで、そっちに興味がいってくれればと願っていたのです

申込〆切も過ぎ、パンフ編集他イベント雑事が増えてきた日曜日
それは、やってきたんです
日曜日の昼下がり
ピンポーンとチャイムが鳴り、インターホンで確認すると
お邪魔します、〇〇と申しますが。と中年の男性の声
玄関を開けて顔を出すと、父母と娘、といった極普通の家族がいました
隣りが空き家だったので、お引っ越しのご挨拶に来たのだろうと思い
玄関口に出ると
父らしき人が名刺をだし、「〇〇と申します。この度はウチの娘がお世話になります」
と言い、横から母らしき人がデパートの包みを出しまして頭を下げています
私はなにがなんだかさっぱり解りません・・・・
呆然としている私に父が「○山○子さんですよね?」と私のフルネームで呼びました
「うちのA子を雇って頂けるそうでお礼に参りました」
はぁぁぁ?私、専業主婦ですがーーー?
幸い子供たちは遊びに出かけておりませんでしたので
玄関先で出来る話じゃないし、仕方なく家に入れました
リビングに通して、たまたまおいてあったビデオカメラの録画をはじめ、
さり気に逃げ道を確保した位置に座りました

父がまた、「うちのA子が」といい出すのを遮り
私、専業主婦なんですけど、しかもお宅のお嬢さんとあうのは初めてなんですけど。
雇うって何のことですか?ご本人もいらっしゃるようだしお伺いしたいんですけど。
と言うと
A子が行き成り
「だってイベント会社やってるんじゃん!いいじゃん、私ひとりくらい!」とさけび
あとはテーブルにがばっとうつぶせ、啜り泣きをはじめました
・・・つかそれ、嘘泣きってバレバレ・・・
母はそんなA子の背中をさすりながら
「泣かなくていいのよ、大丈夫よ」とか言い始め、こちらを見ないし
話が出来そうな雰囲気じゃありませんでした
父に聞くと
・A子は高校2年生、気が弱く人見知りが激しく、学校以外は殆ど出かけない生活をしている
・最近はなにやら文章を書いていた
・何を書いているのか聞いたところ、実はネットで知り合った人が
小さいけどイベントの企画会社をしている人で、メールで企画について
思い付きを話したらそれが受けて色々案をだした
・○山さんが、”A子には企画の才能がある、卒業したら良かったら自分の会社で実践しながら修行しないか
ついては0月0日小さなイベントが在るのでスタッフ見習いとしてバイトで参加してみないか?”
と誘ってくれて、卒業後の就職も決めた、と言う
・しかしイベント企画会社と言うものがどういうものなのか良く知らないので親として
お話とお礼を、と思い伺った
・本日のことはA子から連絡が行ってるはず

一つも本当の事がありません
しかし、全部が嘘なので一つの嘘が、嘘と証明されればあとは芋蔓で嘘がばれてしまうわけです
会社経営などしていない事(健康保険証を見せました、扶養家族で記載されてます)
イベントは趣味で遊びの枠を出ない個人的なもの(言い方ワルイですけど)とか
父親と話していたんですが
手紙やプリントアウトしたメールを提示するとA子が顔を上げ
そんなの嘘だもん!だって私の携帯には○山さんからのメールが全部保存してあるもん!と
お父さん誤魔化されないでよ!
と叫びました
母も追随して、そうですよ、いくら誤魔化そうと証拠があるんですからね!と・・・
父もそれを見て信じてしまった、と言うので携帯を見せてもらったんです
A子は消しちゃうつもりだ!証拠隠滅だ!とか見せまいとしましたが
見せられないって事は無いんじゃないの?と私の言葉に、携帯を投げつけてきました

操作は父親にやってもらいました
確かに、私の署名がついています。内容もA子の言う通り。
そっか、就職が楽しみとかメールしてきたのはこの事だったのか、とやっと悟りました
でも、全てのメールの発信元がA子の携帯メールアドレス
そして送信履歴にはなにもありません
それを父親に指摘すると、やっと全ては娘の自作自演、と了解してくれました
土下座までしてあやまってくれました
・・・その勇気をアンタの嫁と娘の愚行を止める方に向けてくれよ、と思いましたが・・・
母は、A子ちゃん、こんな人の会社に入ってあげなくていいわよ、勝手にメールを見るなんて失礼な人よね、
どうせろくな会社じゃないわよ、と
泣き続けるA子を慰めていました
申し訳ないけども、父親には念書を書いてもらいました
長くなってすみません、まとめておいたのですが・・・落ち着いたようで
思い出すと混乱もよみがえってきているようです
この春A子は高校3年、どんな道を歩んでるんでしょう




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