本家88-652
652さんのケース……
「杭奈と波と多市議って言えば解ります」

652 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :02/12/09 22:45 ID:GuBNfYTm
間が空いているようなら、事後報告いいですか?

654 :652 :02/12/09 22:52 ID:8/HyLlWw
一応最初に言っておくと、当然フェイクは入れています。念のため。
当方、タコヤキ国で教師やってます。
リア厨である男生徒(剣道部)がなりきりにロックオンされました。
剣道部顧問の同僚から、世間話ついでの雑談で「こんなことがあった。
妙なヤツが最近多い」といわれ、
よく聞いてみると「なりきりロックオン?」に思えたので詳しい話を聞くとドンピシャリ。
同僚も事件を重要視していなかったのでここのログを見せ、「カエレ〜」も見せて説明。
 
生徒本人からも話を聞くと以下の内容。
ある日帰宅途中、近くの学校のリア工女生徒(あとで解った)3名に「ぞ露」と呼ばれた。
(註・ピン、ときて確認したところ、彼はそのとき竹刀をたまたま3本持っていたそうです・・。
顔は・・・短髪で男らしい顔ですが、リア厨ですからねぇ・・・)
近づいてきた女生徒たちは「杭奈」「波」「多市議」と名乗った。
3人は「みんな(留布異たちのことか?)はどこ?」などと言いながら接近。
彼は飛翔読んでます。知っている単語です。
竹刀3本持っているのでゾ露みたいだな、とは自分でも思っていたそうです
(もう二度とやらんだろうな・・・)
彼曰く「気持ち悪くて」、スルーしようとしたところしつこく付いてきたので、
走って逃げきったそうです。

で、それが数回あって、全て走って逃げきっていたのですが、とうとう校門前に
彼女たちを発見。顧問に打ち明けたそうです。
顧問はとりあえず、(さほど重要なことと思わず)彼を通用門から出してやりました。

俺がその話を聞いたのがその夜。飲みながら。
そして生徒から直接話を聞いたのがその翌日。

そしてその日、俺と顧問は念のためもう一人の先生と一緒に、また来ていた校門前の
彼女たちの所へ行きました。
「杭奈」「波」「多市議」?????どこですか?
すいません。私には見えません。
制服のエンブレムで近所に通っているリア工と発覚。
「ウチの学校に何か用ですか?」
「ゾ露を待っているんです」
どきっぱりと答える御方。
「そんな名前の子はウチの生徒にはいませんよ?」
「いるんです。見ましたから」
ここで一人が「偽名かも」と言い出す。
おめーらそんなことに脳細胞使ってんじゃねえ。
「失礼ですが、どなたですか?」
「杭奈と波と多市議って言えば解ります」
 
まあ、このあとは高校の先生に来てもらって一網打尽でした。
なんと彼女たち、何かのスイッチが入ったのか、自分の学校の先生が来ても
あいかわらず「杭奈」「波」「多市議」のまま。

正直、そこまで重傷とは思っていなかったのですが。
まさか、と思い、本人承諾の上持ち物検査してもらうと、多市議のカバンの
中に大きめの切り出しナイフ。
「これは?」と聞きました。ええ、返事は予想してましたけど聞きましたよ。
彼女、答えましたよ。
「三代鬼徹」
・・・殴っていい? ていうか、この職業じゃなかったら殴ってるね。

向こうの先生も含めて再び説明しました。なりきりのこと。このスレの内容のダイジェスト。
半信半疑でした。そうでしょうね。

とりあえず、厳重注意と言うことで放免となりました。
再襲撃がないとは言えません。正直、向こうの指導内容にまでは口は出せません。
実害はなかったわけですから。
とりあえず警戒と連絡は続けるつもりですけどね。

なりきり、押しかけに悩まされている学生の方へ。
教師の中にもここを読んでいる人間はいます。オタクを理解している人もいます。全てとは言いません。
確かに、頭の固い人もいます。偏見持っている人もいます。
だけど、貴方が普通の学生である限り、貴方を守りたい教師は絶対います。
今までも、教師に頼れなかった相談者の方いました。俺も、見ていてものすごく歯がゆかった。
でも、理解のある教師だっているんです。頑張ってください。負けないで。 


797 :652 ◆vf5F8lAHck :02/12/14 00:02 ID:usqoHXQz
こんにちは。先日報告させていただいた、652です。
一応トリップ付けます。
その後、急転直下解決となりましたので報告します。

難民に「これから家庭訪問」と書いた日の朝のことです。
生徒は、部活の朝練のため、早く家を出ました。
朝練中、電話がありました。
「アンタの友達だって言う女の子が来てるけど、例のあれみたいだよ。
朝練に行ったといったらいなくなったけど」
家の人には事件の内容は話してありますので、当然知っています。
顧問と俺は3人組の学校へ電話。
いました。校門前に見事に三人。登校中の生徒たちが怪訝な顔で3人組を見やります。
駆けつけた彼女らの学校の教師がさくっと捕獲。
そのまま緊急対策会議です。
向こうの教師二人(3人組の担任)、俺、顧問。
なんと、向こうの一人(年配の方)に言われましたよ、お約束。
「行き過ぎはあったにせよ、ただのお遊び。あそこの家(波の家)は名士で、仲のいい立派な家族だ。
私も昔から個人的に知っている。お前が(俺のこと)教師の癖にいい年して漫画なんて読むから、
そんな過剰反応をするんだ。常識で考えろ」
常識の斜め上をいくのが・・(略)
もう一人が「いや、それはこの際関係ないですよ」ときっぱり言ってくれたのが幸い。

とにかく、3人組の非常識さをどうにかして解らせて、事の重大さを解ってもらおうと思い、
ものは試しで、かつてここで紹介された方法をやってみることにしました。
生徒指導室に入っている3人組。そこへ俺一人で入りました。
まず名前を聞きました。
やっぱり「多市議」「波」「杭奈」です。
で、波に的を絞ります。
「君、兄弟はいるのか?」
「お姉ちゃんがいるよ」
「他には?」
「お母さん。死んだけど」
「お母さんの名前は?」
「ベルメール」
彼女のお母さんの名前は担任に聞いています。全然違う名前です。
「君のお母さんって○○○って名前じゃないの?」
「それはこの世界のお母さん。本当のお母さんはベルメール」
「何で死んだの?」
以下、略しますが。波、ベルメールのこと話しながら、嬉しそうでした。
お前な、なんであの話をそんな楽しそうに語れる。殴るぞ。
 
ウチの指導室は、カーテン隔てた隣の部屋に声が筒抜けなのです。
(そういう風に作ってある)
隣の部屋では、年配教師が唖然としていました。
もう一人の教師は頭を抱えそうな雰囲気でした。
顧問も驚いています。
作戦成功です。いや、失敗した場合は、ちゃんと普通に説教して、
それに対する反応を見てもらうつもりでしたが。

とりあえず、そのまま帰ってもらいました。
本当に、向こうに指導してもらうしかないのですから。

その夜、家庭訪問です。あんな時間になったのは単に生徒の親の仕事の都合です。
内容は今後の対策。襲撃の可能性も話しました。
「先生、僕、本気でやったらあいつやったら倒せるで」
いや。竹刀振るったらぞ露認定が重くなるだけだ。
「あかんあかん。それより頼むから、こんなしょーもない事でオタク嫌いにならんといてくれよ。
ええ奴もいっぱいおるんやで。見ず知らずのお前のこと心配してくれるヤツ、
ネットの向こうの椀ピースファンにもいっぱいおるんやで」
「先生もオタクやもんな。ええ奴もアホなヤツもおるんやな」
「おう。どの世界でもアホもおれば賢いのもおるし、ええ奴も悪いヤツもおる」
この家はお父さんがマンガ好きで、子供の名前も某マンガの主人公から取ったそうです。
妙に話が盛り上がって・・・。夜遅いってのに・・・
同僚が呆れてたね・・・ゴメンよ・・・。

そして次の日。
3人組の学校から電話。
波、転校するとのこと。
時期が時期なので年明けを待つとのこと。
いくらなんでも展開早いなと思ってよく聞いたら・・・
どうも、前から色々トラブルがあって、これまでも転校を考えていなかったわけではないらしい。
まあ・・解るような気も・・・。
年配教師は転校させたくないので庇ったらしい・・・。
で、察するところ波がリーダー格のようだったので、かなり動きは小さくなるだろうと。
もう一人の教師の話によると、二人だけで事を起こすことはまずないだろうと言うこと。

万が一のこともあるんで油断はしませんが、とりあえずこれで一安心です。
波の転校先を示して注意を促したいとも思ったんですが、さすがにそれは教えてもらえませんでした。
教えてもらったとしても明かしちゃいかんのだろけど。

ご心配かけた方、応援してくださった方、ありがとうございました。





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