本家81-442
442さんのケース……
「僕は場ァンです。目ルルもいます。」

442 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :02/09/16 15:47 ID:GjdnF8jA
マターリしてるようなのでプチ報告よろしいでしょうか。

446 :442 :02/09/16 15:52 ID:GjdnF8jA
それでは失礼します。

私は明太子の国に住む一人暮しの社会人(♀)です。
先日の明け方はじめておしかけられました。
朝の四時頃だったと思うんですが、電話がなったので寝ぼけ半分で出たんです。
すると突然「今ドアの前にいるのであけてください。」と言われました。
電話を置いて、あわてて覗き穴から外をみたら
少年と少女の二人組みがリュックを背負って立っていました。
どうみても知らない子だったので、そのまま電話のところへ戻り誰ですかと聞くと彼は
「僕は場ァンです。目ルルもいます。」と、答えました。
そういえばS化フローネで同人をやっていたなぁと思いながら、なにをしにきたのかを聞くと、
今日一日泊めて欲しい、と返ってきました。
知らない人を泊めたりできませんと返すと今度は少女のほうが、
「日とみちゃん、お願いします。寒いので中に入れてください。」と言います。
どうやら私が日とみの役のようです。

このままKでも呼んだほうがいいのかなぁと思いつつ、二人が大人しくてリア中にみえること、
このあたりは最近物騒なこと、そして外が寒いことは本当だったので
無用心だとは思いましたがドアをあけて中にいれることにしました。

今あけますと伝え電話を切ってからドアをあけた瞬間、二人はこおりついてしまいました。
私は高校時代の赤ジャージにスッピン+眼鏡、
ベリーショートの金髪はくしゃくしゃ、といういでたちだったんです。
放心している二人に「あの、私が日とみちゃんでいいんですか?」ときくと
「すいません間違えました。」と少年が頭を下げました。少女は半泣きでした。
とりあえず家にあがってもらい(おじゃしますと言いながら靴をそろえて礼儀正しくあがってきました)
お茶を入れてはなしをきくことにしました。

二人は私が最後に出した(今はもうやめましたので)
S化の同人誌に載っていた奥付を見てここまで来たということでした。
歳は少年のほうが中2、少女の方が中1の兄妹だそうです。
家はどこなのかと聞くと、なんと歩いて30分というものすごく近場。意外過ぎて驚きました。
なお、ご両親はどちらも出張だそうで、今家には誰もいないんだということでした。
とりあえず、おしかけということがどれほど迷惑でそして二人にとっても危険なのかをはなすと、
二人とも泣き出してしまい、本当にごめんなさいと謝ってくれました。

なりきりに関しては、チャットで知り合った人間に「君は場ァンだ、あたしにはわかる」と言われたそうで。
最初は冗談半分で会話していたが、その彼女にずっといわれ続けていくうちに本気になってしまった、ということでした。
でもその人のせいではなく、悪いのは自分たちですからと泣きながらごめんなさいをする二人に
こちらもあわあわしてしまいました。

二人が落ちついたところで、家に送っていこうかと思ったのですが
妹さんのほうが眠り込んでしまって。
まぁいいかと思い、部屋がせまいので雑魚寝で申し訳ないんだけどとそのまま就寝。
昼頃起きて簡単な食事をとってから家まで送っていきました。
二人のご両親に連絡すべきか迷ってたんですが、後日家族四人でうちにいらっしゃいまして、
ものすごく謝られてしまいました。兄妹が自分たちの口からご両親に全てをはなしたとのことでした。
なお、少年はネットをやめたそうです。
受験が終わるまではイベントに行ったりする事もやめると言っていました。

二人が厨じゃなくて本当によかったのですが、
チャットで少年をそそのかした厨がまたどっかで同じことをやっていないか心配です。

それでは、長文失礼しました。



588 :442 :02/09/19 13:19 ID:u7/21T1Y
以前ここでS化フローネのプチ報告をした者ですが、
再度押しかけられましたので報告よろしいでしょうか。

591 :442 ◆OW0SGcTE :02/09/19 13:31 ID:u7/21T1Y
それでは失礼します(トリップあっているでしょうか・・・)。

あれから兄妹をそそのかしたと思われる厨に押しかけられました。
兄妹がうちに来たのが金曜日の深夜だったわけですが、
厨は昨日の夜11時頃やってきました。
私は兄と仕事帰りに待ち合わせをし、
一杯やってから私の家に帰り飲みなおしていました。
そこへドアを何度も叩く音がしたんです。
この時間帯は仕事を終えた友達が軽く飲みにくることが多かったので、
私は確認もせずに応答してしまいました。
すると突然「出てきなさい偽日とみ!」と怒鳴られました。
兄と顔を見合わせていると、厨はそのまま「場ァンと目ルルを解放しなさいよ!」とかなんとか怒鳴っています。
とにかくうるさくてしょうがないのでドアをあけました
(酔っていたので判断がきかなかったんだと思います。無用心。)

そしてお互い凍り付いてしまったのですが、厨は女装をしている背の低いの男性だったんです。
フリルのついたピンク色のかわいい服でした。
むこうはやはり私のベリーショートの金髪に驚いているみたいでした。
ちなみに、仕事帰りそのままだったのでジャージではなくスーツを着ていました。
我に返った彼(といっていいものか)が土足のまま家にあがったところで
兄が「靴ぐらいぬがんかい」と怒鳴りつけました。
兄は人相が悪い上にスキンヘッド、
派手な若草色のスーツを着ていましたので(でも趣味が悪いだけの普通のサラリーマンです。)
厨も怖かったのかあわてて靴をぬぐと玄関口にそろえて置きました。

そのままとりあえず厨を兄の向かいに座らせて、私は兄の横に座りました。
部屋が部屋なので誰かを隠すスペースがないということは厨もわかったのでしょうか、
あまり暴れることなく素直に座ってくれました。

まず誰なのかを聞こうとする前に厨のほうが激しく喋りはじめまして、
詳しい言葉ははっきり覚えてないのであれなのですが、要するに
「チャットで少年と喋ってるうちに自分の持ってるのと同じ同人誌の話しでもりあがった。
そこでこの少年は場ァンなんだと思いこみ(吹きこみ)日とみと会うべきだと強く主張した。
場ァンは日とみに会いに行くと言った。しかし何日もたったが自分のところには来ない。
もしかしてあの同人誌を描いた人間を日とみと思いこんで間違って行ってしまったのかもしれない。
そして偽日とみにそのまま監禁されてしまっているから本物の日とみであるあたしが助けなくてはならない。」
と、いうことだったみたいです。

私も兄も黙って厨の言い分をきいていましたが(兄は以前の押しかけの経緯を知っています)、
ある程度話し終えたのか厨が黙り込んでしまったのでとりあえず年齢や住所等、一通りのことをききました。
年齢は25、住所は三重で無職(花嫁修行中だと言っていました)だということでした。
私は少年少女のことには一切触れず、前回と同じように押しかけがいかに迷惑かということを話しました。

が、こちらが静かに話しをしているといちいち間に口を挟んできてまともに人の話しを聞こうとしません。
しまいには立ちあがってこちらを見下ろしながら罵声をあびせてくる始末です。
これはこちらも強い態度にでなくてはだめかなと思い私も立ちあがって
彼(以下Aとします)の胸倉をつかみ目をしっかりみながら「人の話しは最後まできちんと聞きなさい」
と、できるだけ静かに言いました。
Aの身長はだいたい160前後、私は175近くありますので向こうにしてみれば怖かったんじゃないでしょうか。
手を離すとうつむきながら大人しく座りました。

私も座りなおして、Aに私の目をきちんとみて話しを聞くように言ってから
再度押しかけは迷惑行為だということをはなしてきかせました。
それから兄にみせるために印刷しておいた、ギコちょっぷさんのサイトにあった
押しかけ被害の様々なログをAに渡しました。
Aが黙って読み始めたので、私はテーブルの上を片付け食器を洗ってから
先ほど土足で上がられ汚れたところを掃除しはじめました。
するとAが、「あたしがやります。」と言うので雑巾を渡しました。
Aは丁寧に床を掃除してくれました。
私はその様子をみながら兄のところへ戻ったのですが、
兄いわく、「なんかちょっと泣いてたぞ」だそうです。

その後Aが掃除を終えて戻ってきたので、ログを読んだ感想を聞きました。
「もしかしたらあたしは間違ったことをしているのかもしれない」ということでした。
それからガラスを割ったり相談者さんに危害を加えたりしている厨の描写を見て
怖いと思ったそうです。そのまま声を押し殺して泣き始めてしまいました。うおーんではありませんでした。

兄があきれて、「何も泣くことはないだろう。お前の人生のやり直しまだ間に合うぞ。」
と言ったら更にひどく泣き始めてしまいました。
私も兄も困ってしまったのですが、更に兄が
「わかった。お前腹減ってるだろ。腹が減ってると人間はこう深く深くどつぼにはまっていく。
とりあえずなんか食え。」
と言い出したので、夕飯はすませたんですかと聞くと、
朝から何も食べてないというので簡単な野菜炒めをつくってみんなで食べることになりました。

「花嫁修行中なんだったら料理できるだろ?ちょっと俺に教えてくれるか。」という兄の一言で、
なぜか3人で台所へ立つことに。
Aは本当に料理が得意なようでしたが、どうも味付けに自信が無いというので
いろいろコツを教えながら、兄はそれにチャチャを入れながら、という具合で料理をしました。
その後3人で食べていると、Aもかなり落ちついたのか気がぬけたのか、
自分のことや悩みを打ち明け始めました。
詳しい話しは省きますが、それに対して兄が怒ったりしつつアドバイスするという感じでした。
そしてそのまま再度宴会に突入、更に兄が友達を呼び出し狭い部屋にも関わらず
Aも含め総勢6名で明け方近くまで飲み明かしました。

その後やはり雑魚寝で少し仮眠をとり(私は起きていましたが)、
始発が動き始めた頃に全員を起して解散となりました。
友達が帰ったあとAも家に帰ります、というので駅まで送っていくことに。
3人で黙って歩いると(今考えると早朝でよかったと思います、見た目ちょっとあれな3人ですし)
兄が「あぁいうのも楽しいだろ。」といいました。Aは黙って頷きました。
「世の中にはもっとおもしろいことがいっぱいある。
お前自分で自分の中に隠れっぱなしでもう暗い暗い。もっとな、外に出んとな。
お前はそのなんちゃらとかいうアニメのキャラが自分より光ってみえたから
それに自分を置き換えたんだろうけどな、残念ながらそこにお前の居場所はないんだな。
でもな、そんなわざわざ違う世界にいかんでもな、お前の人生の中での主役は絶対お前やろ。
ちゃんと場所は用意されてるんだから、そこでお前が自分なりに頑張ってみろ。
とりあえずだな、働け。そしたら視界も広がるわ。
まぁ嫌なことも辛いこともいっぱいあるけどもな、お前のそのなりたかったキャラっていうのは
そういうの乗り越えて頑張ってたんやろ?
お前もそいつみたいになりたいんだったら歯をくいしばって頑張ってみろ。
そいつになることはできんけど、そいつに近い自分になることはできる。
でな、またなんかウダウダしてしまうようやったらここに電話しろ。
怒鳴り散らして一喝入れたるから。」
そう言って兄は自分の携帯番号をAに教えていました。
(はっきりしたセリフは覚えてないのですが、だいたいこんなことを言ってました。)

それからまた黙って駅まで歩いたのですが、
駅についてからAが深々と頭を下げ、ここではじめて謝罪をしてきました。
もう押しかけはしないということ、
なりきりはもうしません、今までの自分が恥かしい、ということをこちらの目をみながら
きちんと言ってくれたので、少し安心しました。
あと、昨夜みたいに大勢でわいわい何かをやるということが初めてで、
本当に楽しかった、ということ。

それからAは駅の中に入り、私と兄は家に戻ってから風呂に入って兄は会社へ、
私のほうは今度の三連休を潰すという約束で休みをもらったので、
仮眠をとって今に至るといった感じです。

これで今度こそもう押しかけはないと思うのですが、本当に疲れました。
たまたま前回といい今回といい重度の厨ではなかったので事無きを得ましたが、
それでも本当に精神的にものすごく疲れたので、
他のひどい襲撃を受けた方々の疲労は想像がつきません。
いまだ応戦中の方々、頑張ってください。

それでは、長文失礼しました。





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