本家80-896
896さんのケース……
「あい○わの作った薬のせいだよ!な○みちゃん」

896 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :02/09/09 01:43 ID:+Me1pgch
すみません。
今日帰り道で変な人についてこられまして…。
同人かどうかが分らないのですが、
相談に乗っていただきたいのですがよろしいでしょうか?

898 :896 :02/09/09 01:53 ID:+Me1pgch
ありがとうございます。
今日友人と出かけていたら、全く会ったことのない男の人から
「ななみ(と聞こえた様な気がするのですが…?)!」
と呼ばれて抱きつかれかけました。気持が悪くて友人と一緒に
逃げたのですが、後ろから名前らしきものを叫んでいたようなのです。
「そら」「すなお」「しんいちろう」というキャラが出てくる
漫画もしくはアニメがあるのでしょうか?ご存知ないでしょうか?

>それはスキショじゃないか?
>スキナモノハスキダカラショウガナイ!!って厨丸出しのタイトルのパソゲーです。
>主人公が「そら」、「すなお」は主人公の幼馴染。
>最大の要注意は「しんいちろう」。
>変態です。設定自体がそう。狙ってるのは主人公だけど。

902 :896 :02/09/09 02:03 ID:+Me1pgch
すきしょ…と読めばいいんでしょうか?
参考に調べておいた方がいいですね。
申し訳ありませんが、どこに行けば売っているのでしょうか?
普通のパソコンショップにありますか?

906 :896 ◆FUV0aW7I :02/09/09 02:10 ID:+Me1pgch
レスがすれ違って申し訳ありません。
何かあるのは嫌ですが、念のためにトリップをつけて置きます。
メーカーサイトを覗いて参ります。ありがとうございました。


-本家81にて-
46 :鋤所厨 ◆B7FD1bec :02/09/09 23:13 ID:EijwrWhv
こんばんは。
昨夜はお世話になりました。教えていただいたゲームの名前を取りまして
上のように名前を入れさせていただきました。
本日、昨日の駅で又も「ななみ!」といわれて走ってくる人から逃げてきました。
しかも、今日は三人に増えてました…。背の低いコニーが二人、その人と一緒に
なって追いかけてきました。
昨日は慌てていてよく見ていなかったので気付かなかったのですが、どうやら
昨夜私に抱きつこうとした人は女性だったようです…。服装が男っぽかったのと
声が低かったので気づきませんでした。怖くて駅の外まで走り、タクシーを拾って
逃げてきました。
「お前はだまされてるんだ!」
「あいざわ(と聞こえたのですが…)の作った薬のせいだよ!ななみちゃん」
と言うようなことを言っていたのですが、何のことなのか…。

しかし、ロクオンされた理由はなんとなくわかりました。昨日、私が友人と書いた
相手は彼氏なのですが、彼がオフィシャルに載せてあった「あいざわ」という
キャラによく似ていたこと、私が「ななみ」といわれるキャラと似たような髪形
だったせいのようです。でも、私はスカートをはいていましたし…どうしてこんな
ことになったのかさっぱりです。
ゲームをしたことがないのでよく分らないのですが、彼らの行動はこれからも
続くのでしょうか?仕事で駅には絶対に行かなければいけませんし、正直
気分が重いです…。

66 :鋤所厨 ◆B7FD1bec :02/09/10 00:20 ID:MRVawA0j
割り込みになってしまっていたので、少し離れていました。
やはり、完全にロクオンされてしまったのですね…。
駅にはどうしても行かなければいけないのですが、今のところ
帰りに出会っているようなので、駅一つ手前で降りて、そこから
帰るようにします。警察にも、明日にでも相談しにいって見ます。
アドバイスありがとうございました。


292 :鋤所厨 ◆B7FD1bec :02/09/14 13:20 ID:XY5o4Bcm
先日相談させていただきましたものです。
厨たち、Kにお持ち帰り&学校に報告で停学処分を食らいました。
シンイチロウは30代の社会人で会社に連絡、自宅謹慎中です。
プチコニーたちは高校生でした…
退学になるか放校処分になるかまだ決まっていません。
先ほど警察から帰ってきましたので、申し訳ありませんが詳しい報告は
又後ほどとさせて頂きます。
皆様から頂いた助言、とても助かりました。ありがとうございました。



473 :鋤所厨 ◆B7FD1bec :02/09/17 00:26 ID:TBLur7vX
大変遅くなって申し訳ありません。
ご報告に伺ったのですが、よろしいでしょうか…?

479 :鋤所厨 ◆B7FD1bec :02/09/17 00:38 ID:TBLur7vX
それでは報告させていただきます。

先日以来、私は降りる駅を一つ前にかえ、タクシーで駅から帰るようにして
いました。幸いその間は何もなく、すぎました
そんな中、故郷から遊びに来ることになっていた友人が来たため、私は彼氏
共々(共通の女友達でした。)駅まで迎えに行きました。
友人(以下Aと呼びます)は、ゲームジャンルでイベントに出ている人です。
又何度もこちらに遊びに来ているため、いつも降りる駅とは違う駅を指定され
た事を不思議がりました。遠くから遊びに来ている彼女にそんな心配をさせる
のも気がひけたので、私達はこの駅の近くにいい店があり、そこでお茶を飲も
うと思って、と誤魔化しました。実際その駅の近くにはおいしいケーキ屋さん
があり、私はよく彼と来ていました。どうやら納得してくれたらしい彼女と一
緒に、私達はその店に向かいました。歩いて10分というくらいのところでした
が、その店でお茶とケーキを頂いて、私達はタクシーを拾うために大通りの方
に出ました。
「あ!ななみ!」「ななちゃん!」「ななみせんせい!」
…思い出したくもなかった声が聞こえました。

咄嗟に彼氏は私を背中に庇って、Aに同じ様に後ろにいてくれる様に頼みました。
Aは何のことか分らないながらも、彼の言うとおりにしました。三人組は走り寄り
彼氏に噛み付くように言い始めました。一人はくしゃくしゃの髪をした俺女、後の
二人はプチコニー…まじまじと見たのは今回が初めてでした。
「おい!相澤!七海を返せ!」
俺女の言葉に、Aが不思議そうに私に言いました。
「は?七海って誰?」
その言葉に反応したのは、コニーの二人でした。
「そこにいるのは、僕らの学校の養護教諭で、兄ちゃんの恋人の七海先生なんだよ!」
「ななちゃんは俺たちと一緒にいるんだよ!」
口々に叫ぶコニーたちを前に、Aはおもむろに言いました。
「なにこいつら?「鋤所」のなりきり馬鹿?頭おかしいんじゃないの?」

よくよく考えれば、ゲームジャンルで活動しているAが知っていてもおかしくなかった
のですが、その時には正直「何で分るの?!」と彼氏ともども思いました。厨たちは
Aの辛辣な台詞に言葉が浮かばなかったのか、それとも呆気にとられたのか何も言いま
せん。
「へ〜え、本当にいるんだ。現実とゲームの区別がつかない馬鹿って。」
Aはまるで珍獣でも見るように彼女らを見ました。それに怒ったのか、コニーたちが
彼女を怒鳴りました。
「なんだよ、なりきりって!お前も相澤の部下かよ!」
「相澤…って彼のこと?」
Aは私の彼を指して聞きました。コニーたちが勝ち誇ったように頷きます。
「こいつは科学者で、暗示を与える薬とかを作ってるんだ!あんたもだまされたくちだろう!」
「そうだよ!あなたも早く暗示をとかなくちゃ!」
しかし、Aは笑いを堪えながら言いました。(事実肩が震えていました)
「暗示とくってどうやんの?あのゲームの中じゃ七海がその役でしょ?それともなに?スタ
ンガンかナイフでも突きつけようっての?それはないよね〜、優しい真一郎兄ちゃんだもの。」
言うと同時に、Aは盛大にふきだし、げらげら笑い出しました。彼女は鋤所をプレイしていて
ストーリーも詳しく知っていたようです。
「おまけに何?あんたたちみたいなデブが空と直?鏡見て出直してきたら?」

すると、俺女が怒鳴りながら彼に飛びかかりました。同時にコニーたちが私の腕を掴み、引っ張ろうと
しました。私が腕を振り払うより先に、Aが鞄でコニーたちを殴りました。コニーたちがひるんだ隙に
私は携帯に短縮で登録していた警察に電話しました。厨たちは逃げようとしたのですが、今回のことと
前の事ですっかり怒った彼氏が腕を離さず、これもゲームの影響なのか(後からAに聞いたところによ
ると、どうもそうではないかと言うことだったのですが)妙に仲間意識の硬かった厨たちはそのまま、
Kにお持ち帰りになりました。
Kでも、彼女たちの電波な物言いは変わりませんでした。
曰く、私は彼にだまされていて、本当は俺女の恋人。コニーな二人と四人で探偵事務所に住んでいるん
だ。彼氏はマッドサイエンティストで、Aはその部下だ…と。実は皆さんのアドバイスどおりに警察に
前以って相談しており、その時にどうやらこういうことらしい、と説明してありました。その時には
警官も半信半疑という感じでしたが、連れて行かれた先でのこの言動でようやくおかしいと納得して
くださったらしく、厨たちの荷物を調べ出しました。すると、俺女の方からはある会社の社員証が、
コニーたちの鞄からは学生手帳が出てきました。こんなものをもってるくせに、なりきりって…。
私も彼氏もAも、目が点になりました。
これで双方の家族に連絡が行き、きたのですが…コニーの親が両方親厨でした。

二人の学生証と社員証を見せてもらい、私と彼はそれぞれの学校と会社に連絡するつもりでいま
した。三人それぞれの親がきた時に、その旨を話しておこう、と相談していたのです。Aは自分
には特に害がなかったのでそっちは二人に任せると言ってくれましたが、証言が欲しいと言うこ
ともあり私達はAも一緒に親たちに向き合いました。
俺女の親御さんは、至極真面目な方でした。俺女のした事を酷く恥じられ、幾度も頭を下げてく
ださいました。彼女は親御さんと同居していますが出勤時間がフレックスタイム制で不規則であ
り、変な時間に出ていっても気付かなかったと話されました。まさか30を過ぎているのにそんな
馬鹿なマネをしているとは思わなかったと、涙ながらに頭を下げられました。しかし、本人は親
御さんの姿にまったく感慨を抱いた様子もありません。自分のしたことが悪いとすら思っていな
いようなのです。そしてコニーたちの親は口々に、うちの子が何をしたんだって言うんだ、と言
い出しました。
「ちょっとからかわれたぐらいで警察沙汰にするなんて、どういうつもりだ」
「学校に連絡するなんて大げさすぎる」
「俺は会社の社長だ。お前たちぐらい簡単に潰してやれる」
コニーたちはニヤニヤしながら私達の方を見ています。腹が立った私達が口を開きかけた時に、そ
れまで黙って聞いていたAが、ちょっとしゃべっていい?と私に聞いてきました。私が了承すると、
彼女は親厨とコニーに向き直り、言いました。
「あなた達を見ていると、ああいう子供が育つ理由がわかる様な気がします。彼女と彼は、あなた
たちの子供の妄想のおかげで警察に相談するほど迷惑したんですよ?まずうちの子供が迷惑をかけま
した、と謝るのが先じゃないですか?それとも、認めなければあなたのお子さんたちがやったことは
なかったことに出来るとでもお思いですか?それに、彼女たちはあなた方の会話を聞いて明らかに喜
んでますね。反省もしてないってことですよね?現実と想像、妄想と空想の区別もつかない子供を育
てて、それを声高に言い放つ自分たちは、親として、一人の大人として恥かしくないですか?」

散々喋っていた親たちが、真っ赤になって口をつぐみました。恥かしくなったせいではないらしかっ
たのですがその間にも、Aの言葉は続きました。
Aはコニー達に向き直り、言いました。
「ここにいるのは、あんた達の両親よね?あんた達がさっき言ったなりきりのことが本当なら、この
人たちはあんたたちの親じゃないってことだけど、どっちが本当なの?」
コニー達は居心地悪そうな顔をしていましたが、片方(多分、空、と言われるキャラのなりきりをし
ていたほう)が怒鳴るように言いました。
「この人たちは俺たちの育ての親だよ!本当の親は相澤に殺されたんだ!」
「……って言ってますけど?あなたたちの言ってることと、この子達の言ってること、どっちが本当?」
Aの言葉に、親達は驚いてコニー達を見ました。俺女の親御さんも、自分の娘を黙ってみています。私
達は理路整然と喋るAを見つめました。なさけないことに、自分たちでは何も言葉がでてこなかったん
です。
「どれだけ現実の世界の自分が情けなくて嫌なんだか知りませんが、あなた方のお子さんは妄想の世界に
入り込んで現実に出てこれないような人間です。赤の他人を自分の妄想という価値観の中で動かそうとし
て、思い通りにならないと癇癪を起こすような人間なんですよ?(これ以前に警察の方が、俺女やコニー
達が私達に殴りかかってきた件を説明していました。)はっきり申し上げて、小学校で刃物振り回した馬
鹿とやった事の大小はあれ、同じじゃないですか。」

さすがにこの一言はきついんじゃないか、と思いましたが、親厨は一言も反論しませんでした。そばで聞
いていた警察の方も、黙ってAの言う事を聞いていました。Aは更に言いました。
「何度も申しますが、現実と想像の区別がつかないような子供に育てたのは親の責任です。あなたたちの
背中を見て育ってきた子供がこんな馬鹿に育った訳ですから、ご自分たちももう少し考えてみては如何で
すか?まずは彼女たち(私と彼です)に謝って、自分の子供がした事をきちんと見て、怒ることから始め
る事をお勧めします。」
そう言って彼女は私に謝り、最後に高校生たちが18歳未満はしてはいけないゲームをしたのだ、というこ
とを言って黙りました。その後、親厨たちの発言は多少責任を認めたものになり、私達は二度とこんな事
をしないという念書を取り付けてようやくなりきり厨から開放されました。以後は何もなく、平和です。
勿論、学校と会社には連絡しましたので、彼等は目下処分待ちの状態です。

実際には私達は殆ど何もせず、たまたま遊びに来てもらった友人に助けてもらうことになってしまいまし
た。A曰く「親に金も出してもらって世話もしてもらっていながら、何の感謝もなくああいう事を抜かす
馬鹿はとにかくむかついた。お節介をしてごめん」と謝られてしましたが、彼女にはどれだけ感謝しても
足りません。彼女は親御さんを早くに亡くしていて自分で働いて高校・大学を出た人ですので、余計そう
感じたのだそうです。彼女のようなファンもいれば、ああいう人もいるんだと勉強になりました。


これでご報告を終ります。本当に長くなってしまい、申し訳ありませんでした。





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