382 名前：名無しさん＠どーでもいいことだが。 投稿日：02/03/18 20:00 ID:6R7XMPz1
すいません、誰かいらっしゃいますか？
ちょっとご相談したいことがあるんですが。
今、下の公園で2〜3人ぐらいの声が、
萌え話と私のＰＮを呼んでいるのですが…。
これは無視してそのまま放置しておいても大丈夫でしょうか？


388 名前：名無しさん＠どーでもいいことだが。 投稿日：02/03/18 20:18 ID:6R7XMPz1
皆様、ご親切にありがとうございます。
まず、落ち着くためにも現在の状態を確認します。
・我が家はファミリー向けの分譲マンションで、
　彼氏さんの会社の社宅になります。
・彼氏さんは仕事の都合でまだ帰れません。
　10時過ぎくらいになるそうです。
・声が聞こえるのはマンション内にある公園で、
　砂場やベンチがある小さな物です。
・私は一昨年に1冊本を出したっきりで、
　イベントにも去年の春あたりからめったに行きません。
・奥付けに住所は出しましたが、
　そこの住所からは引っ越しており現在は全く別の場所に住んでいます。

ごめんなさい、なんだか自分では落ち着いているようで混乱してます。

・先月末まではＨＰを作っていました。そのときの管理人名がＰＮでした。
・萌え話はキャラ名がハッキリ聞こえます。たまに笑い声や「鬼畜で〜」等の
　あまり日常生活では会話に出ない単語が聞こえてきます。
・パソコンがある部屋と玄関が公園に面しているので、
　電気を消して様子をうかがっています。
・ＰＮはありそうでなかなか無い名前です。
・携帯電話は受信のみで、発信は出来ません。

あと、テレコ・カメラ等の状況を写せるものもありません。

・一般回線に加入しています。彼氏さんには連絡がつきません。
　先ほどメールで現状を報告しましたが、返事はまだです。
・空きテープもラジカセもＭＤも無いです。

普段、パソコンか携帯用のＣＤウォークマンで聞くので。
何か今、「どすん」という大きな音がしたのですが、
見に行った方がイイのでしょうか？


412 名前：382 投稿日：02/03/18 21:11 ID:6R7XMPz1
・恐らく階段の方から聞こえたので、他の住民の方とも予想できるのですが･･･。
　玄関近くだったので思った以上に大きく聞こえました。
・私達が住んでるマンションは、公園側に玄関が向いているので、
　下手に出ると見つかる恐れがあります。
・ドアは鉄製なので丈夫です。戸締りも終わりました。

彼氏さんに連絡がつきました。
今、何かポストに投函されました!!
見に行ってきます。


414 名前：382 投稿日：02/03/18 21:20 ID:6R7XMPz1
ルーズリーフのような紙に、のたくった字が書いてあります。
要約すると
・こんなに萌え話をしても出てこないから、本当に留守なのだろう。
・春古見に来てないから心配した
・今日会えたのも運命。
・購入した新刊読ませてあげる。一緒に萌え話をしよう。
・11時くらいになったらまた来る。それまでに夕飯の準備とお風呂の用意をお願い。
以上です。
彼氏さんから電話が入り、「出来るだけ早く帰るようにする」とのこと。
・関東在住です。


423 名前：382 投稿日：02/03/18 21:31 ID:6R7XMPz1
あああ、うち、すぐ道路挟んでお向かいに警察署があるのですが、
行った方が良いんでしょうか？
それとも、彼氏さんに行ってもらった方がイイのでしょうか？


429 名前：382 投稿日：02/03/18 21:35 ID:6R7XMPz1
すいません、全く予想していなかったのでつい取り乱してしまいました。
お騒がせ・御迷惑をおかけしました。本当に申し訳無いです。
いまフローチャートを何回も読んでシュミレーションしています。
このまま、彼氏さんが帰ってくるまでもう少しご好意に甘えてもいいでしょうか？
ずうずうしくて申し訳ありません。


441 名前：382 投稿日：02/03/18 21:50 ID:6R7XMPz1
今、彼氏さんが帰ってきました!!
これから二人でフローチャト見ながら対策を練ります。
本当にアドバイスありがとうございます。


496 名前：382 投稿日：02/03/18 23:43 ID:kj+UH2ms
お話中申し訳ありません。
先ほど襲撃予告をされた者ですが、中間報告をさせていただきます。
現在進行形でライブ厨です。
前世とか運命とか生き別れの妹とか言われてます。
とにかく場所をファミレスに移します。ご心配をかけて申し訳ありません。


598 名前：382 投稿日：02/03/19 01:36 ID:8el95BJ5
すいません、よろしいでしょうか？
先程中間報告をした者です。
とりあえず、厨さん達は公僕の元へ運ばれました。
今現在、私は彼氏さんの仕事場にいます。
結論を先に述べますと、
・厨さん達：1晩公僕のお世話
・私：メガネ破損と右腕打撲 
となりました。
話の展開をテキストにまとめてからご報告いたします。
心配していただいて、本当にありがとうございます。

453様
心よりわんこの御冥福をお祈りいたします。
私もわんこが大好きなので…。


722 名前：382@1〜9投稿日：02/03/19 05:23 ID:8el95BJ5
　まだ時間があまり経っていないので、文章がおかしいかもしれません。
　気分を害された方がいたら本当にもうしわけありません。
　纏まりが無い上に長いです。ごめんなさい。
　あと本来は彼氏さんを「彼氏」と表現するべきなのですが、
　彼氏さんが年上であること・普段はあだ名＋さん、
　もしくは苗字＋先輩で呼んでいるので、つい癖で付けてしまいます。
　おかしい表現方法ですがご了承ください。

・我が家はファミリー向けの分譲マンションの1室に住んでいる。
・この部屋は彼氏さんの会社が直接オーナーから借りているので、
　同僚の人は近所に住んでいない。
・マンションの敷地内に砂場・ベンチ等がある小さな公園がある。
・カメラ・テレコ等の現状を保存するものが一切無い。
・一昨年に同人引退記念として1冊発行（それまで完全読み専）。
・奥付に住所は明記したが、本を発行してから半年後程で引越し。
・現住所は親しい先輩1人以外は誰も知らない。
・ＨＰを作っていたが、先月末に完全封鎖。
・昨年春頃からイベントにはほぼ行ってない。

事の発端は、
夕飯の準備も終わりテレビでも見ながらお茶でも飲もうかなと思ったときでした。
なんだか聞いたことのある単語が耳に入ってきたので聞き耳を立ててみると。
「（前略）だから〜、××（私のＰＮ）さんが書く
　○○×△△は鬼畜の中にも愛があって〜（後略）」
とっさに私以外に××という名前の方がこのマンションに住まれているのか
と思いましたが、集合ポストの表札の記憶を思い出す限り、該当者がいません。
押掛けかと思いましたが、

・昨日春古見が終わったばかり(友人から春古見終了メールが届いたので知った）
・住所がどこから漏れたのかわからない、
・玄関先で大騒ぎしていない

以上の状態により押掛けかどうか見極めがつかず、
でも、自分のＰＮが連呼されている状態にびくびくしていると。
外の裏口につながる階段の方から「どすん」という重い物を置いたような音。
続いて、玄関口のポストに紙が投函される音。
玄関付近から人の気配がいなくなったことを確認してから、ポストを見ると。
ルーズリーフかノートのような紙に色ペンで文字が書いてあり、
さらにその上を蛍光ペンで線が引いてありました。

　内容は
・自分達が聞こえるように話をしているのに出てこないのだから、留守なのだろう。
・春古見に来ていないから心配した。でも、ちゃんと本を買っておいたから安心して。
・今日会えたのも運命。
　〜〜様（何かの名前だと思いますが読めません）に感謝する。
・同人誌をたっぷり持ってきた。一緒に萌え話をしよう。
・11時ごろにまた来る。
　それまでに帰ってきて、ご飯とお風呂の用意をしておいて。

筆跡・内容・差出人に全く心当たりが無く、どうしようかと思っていると、
彼氏さんと連絡が取れました。
簡単に内容を話すと、「出来るだけ早く帰るようにする」とのこと。
それまで2chの皆様のご好意に甘え、
出来るだけ落ち着こうとフローチャートを何回も読み、
戸締りの確認などをしていました。
彼氏さんが帰ってきたところでもう1度フローチャートで流れを確認、
暖かい格好をし、
腹が減っては戦は出来ぬとスープを飲みながら今後の対策を練っていると。
玄関から来訪者を告げるノックの音が。

厨さんご来場です。
とりあえず私が応対すると手がつけなられなくなりそうだから、
私は徹底して無言。
何かあったら彼氏さんが話すことなどを再確認し、玄関へ。
「どちらさまですか」
と言う彼氏さんの質問には一切答えず、
「最近イベントにこないから、心配した」
とか
「××（私のＰＮ）さんの好きな作家さんの新刊が出てたから届けにきた」
とか言っていましたが、あまりの五月蝿さに堪り兼ねた彼氏さんが
「五月蝿い、静かにしろ、何時だと思っているんだ」
と怒り出したところから厨さん達の態度が豹変。
「こっちはわざわざおまえと話すために来てやったんだ、その態度はなんだ」
「ファンをないがしろにするとは何事だ。それでも貴様作家か」
等の暴言をはきながらの玄関に殴る蹴るの暴行。
さらには
「やっと現世で会えたのにこの仕打ちはなんだ」
「運命的な出逢いを壊すつもりか」
「幼い頃別れた肉親になんて態度だ」
等言われて呆然。

・このままでは本当に玄関が破壊されてしまいそう
・テレコ等の録音機器が無い状態では公僕の方に信用してもらえないかも
　と、すでに自分達の手には負えない勢いになったので、
　しょうがなく妥協案として近所のファミレスで話し合うことにしました。

ドアの前の厨さん達に、
場所を変更して話したいので先に行ってて欲しい旨を伝え、
警察と彼氏さんの仕事場の両方に現状を報告。
警察にはすぐに来てくれるよう強く希望し、警察側も納得してくれた様子。
「今すぐは無理でも10分以内には向かうようにします」
と言う返事をもらった後、彼氏さんの仕事場に連絡。
もしかしたら仕事に遅れるかも、
なにかあったら私も仕事場に連れて行くことを報告し、
玄関付近に人の気配が無いこと・覗き穴からも姿が見えないことを
確認した上で、彼氏さんがドアを開けました。

ドアを開けるとそこには。
小さい子供ならすっぽり入ってしまいそうな程大きなかばんを足元に、
無地のナイロン地のかばんに隙間無くキャラバッジをつけた厨の2人組が、
満面の笑みを浮かべて立っていました。
とっさの対応が出来ない彼氏さんと、恐怖で動けない私を無視し、
「やっと会えた」
「やっぱり××さんは私達と一緒になるべきよ」
など言いながら私に向かって突進してくる厨2人組。
私よりすばやく状況を理解できた彼氏さんが身体を張って厨を押さえ、
そんな彼氏さんの身体の隙間から必死に手を伸ばしてドアを閉めました。
「お前は同じ過ちをまた繰り返すのか」
「お前は人間のクズだ、このままではダメになってしまう。
　早く儀式をしなければ」
「いつもいつも邪魔しやがって」
等の先程よりもひどい暴言と、先程よりもよりいっそう激しいドアへの暴行。
場所を移動して決着をつけることを諦めた彼氏さんは警察に再度連絡、
受話器越しに現状を聞かせるとすぐに来てもらえるよう要請。
すぐに制服を来た方達が玄関前で暴れ続ける二人組みを撤去してくださいました。

ドアを挟んで彼氏さんが
・全くの他人であること
・突然家に来てドアに殴る蹴るの暴行や私に向けての暴言を言った事
・前世だの運命だの分けのわからないことを言い続けている事

をはっきりと伝え、
尚も私とは大の親友とか、
前世で結ばれたなどと言いながら抵抗を続ける厨達を、
警察の方が警察署に連れて行きました。
厨2人を完全に撤去後に再度警察の方が家に来られました。
情けないことに完全に厨の勢いに腰が抜けてしまった私と、
しっかりした態度をとりつつも動揺している彼氏さんを
厨さん達とは別の警察署の一室に招いて、暖かいココアをご馳走してくださいました。
やっと私が落ち着いてきたところで改めてこちらの状況を説明し、
再度全くの他人であること、いきなり家に来られて迷惑していることを説明。
警察の方も納得していただけた様子。
興奮状態だった厨さん達も少し落ち着かれた様子なので、
私を加えての事情聴取を再開したところ、とんでもない話が聞けました。

・友人の誕生日兼引越しプレゼントとして白い二足歩行の猫のＣＤを買いに
　メイトに行った私を偶然見つけ、どうしても話がしたくて私の後をついてきた。
（これが運命的な出逢い）
・前世で私は、厨1と恋人同士だった。
　私のＨＰの本と小説、携帯の着信メロディーを聞いて、確信した。
　しかし厨1は一国の跡取お姫様、私はしがない平民。
　でも、厨1は地位や名誉や金より私との愛を選んだ。
　国にいられなくなった私と厨1は、厨の父親（国王）に関係を認めて貰うべく、
　生き別れの弟を探す別の国の王子である厨2と一緒に
　悪の根源（彼氏さんの前世）を倒すために旅に出る。
　（これが前世）
・なんとか悪の根源を倒すが、厨1をかばって私が瀕死の重傷。
　そのとき、なぜか私の正体が
　幼い頃に別れた厨2の弟（前世で私は男らしい）と判明。
・どうやら私は母親の身分が低いため、捨てられたらしい。
（これが生き別れ）
・私は強力な魔術の使い手らしく、
　その能力を恐れた悪の根源が記憶を封じ、
　前世の記憶が戻らないように自分の手元で監視している。
・悪の根源が活性化する前に早く記憶と能力の封印をとき、
　厨1との愛の力と私の魔力で、
　悪の根源が復活しないように封印しなければいけない。
（これが儀式）

それ以外にもいろいろ唖然とさせられるような
発言・発想を繰り出す厨さん達を相手に、付き合えない彼氏さんは、
私を連れて退席してもイイか担当の刑事さんに質問したところ。
「○○（何かの名前・どうやら彼氏さんのことらしい）め、
　また私から××（私のＰＮ）を奪う気か!!」
と叫び、厨の前にある机を乗り越えて、彼氏さんに殴りかかろうとしました。
その後は咄嗟のことでよく覚えてないのですが、
気がついたら視界はぼやけてる、叩頭部はズキズキする、右腕はしびれてる、
周囲は騒然としている、厨はまた興奮状態になっている
で手のつけようが無い状態でした。
状況が飲み込めないまま、私は病院に連れていかれ手当てを受けた後、
出勤時間の迫った彼氏さんと一緒に彼氏さんの職場に連れてこられ、
今に至ります。

とりあえず、近所の方にも私達にも刑事さん達にも厨さん達に、
大きな怪我も無く無事でいて良かったです。
また後日、改めてその後を報告させていただきます。
ライブ最中お声をかけてくださった方々、
心配してくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
最後に、この長文を読んで頂きありがとうございました。


775 名前：382@後日談1〜3 投稿日：02/03/19 14:13 ID:1ciitOgf
先程仕事を早退した彼氏さんに付き添われ、病院と警察に行ってきました。
簡単な後日談をさせていただきます。

厨1さんはその手の病院に入院、厨2さんは通院になりました。
年齢を伺ったところ、25歳と28歳。私や彼氏さんより年上です。
2人はネットを通じて知り合いになったこと、
普段はヒッキーだが、イベントにはよく行くこと、
春古見から家に帰ってなかったが
大きなイベントの1週間前後は帰ってこないことが多い、
という共通点が挙げられました。
引き取りに来た親御さんは幸いにまともな方達で、
とくに私に殴りかかってきた厨さんのお父様は
泣きながら土下座までしてくださいました。

ご両親を交えての話し合いで、
・今回の治療費とメガネの修理代は後日送ってくださること、
　あまった金額は迷惑料として返金しないでいいこと
・今後我が家の付近には近寄らないこと
・再度同じようなことがあったら、今度は起訴することを納得し、念書で書いていただきました。
　後日、警察を通して挨拶に来ていただけるようです。

今回警察に行ってからの話がスムーズに進んだ理由は
・彼氏さんの仕事が地域密着型なので、
　世間話をする程度の知り合いの刑事さんが数人、警察署内にいた。
・私が普段から警察署の前を通るたびに挨拶をしていたので、覚えていてくれる方がいた。
・彼氏さんの直接の上司が警察署内に飲み友達がいる。
・上司が前もって警察署に連絡をいれてくれていたためでした。

私が打撲した理由は、
　↓飛び掛ってきた方
　○　○
　机机机
　●　○　○
　↑私↑彼氏さん

なのでまさか机を乗り越えるとは思わず、とっさに机と彼氏さんの間に逃げたが、
結果的に彼氏さんを庇う形になったのでした。
メガネはその衝撃で床に落ち、踏まれて破損。
叩頭部の痛みは、殴られた拍子に後ろにいた彼氏さんの顔面にぶつかったため。

どうらや厨さん達は私達の家に住むつもりだったらしく、
大きな荷物からは簡単な着替えや通帳が出てきたとこと。
それら以外は全部同人誌でした。

私に目をつけた本当の理由は、
・住んでいる場所が、車だと不便だけど列車での交通の便がいいこと
・2人とも働いているから、自分達くらい養えるほど裕福だろうこと
・2人も居ればいろいろなジャンルの同人誌があるだろうこと
・携帯の着信音にマイナーな曲を使っているから、
　マイナーな萌え話が分かるだろうこと

に加えて先程あげた前世等があるそうですが、どちらが本音かはわかりません。

私の携帯の着信音は「みんなのうた」で歌われていた女性の曲です。
1年ほど前に親しい先輩がカラオケで歌った曲を私が気に入り、
彼女に頼んで私が設定してもらったので題名や歌ってる方は知りません。
めんどりが風見鶏に恋をする歌で、
『自分を見てもすぐに向きを変えてしまう』
『貝殻を食べてもあの方にはなれず、涙と一緒に卵を産みます』
みたいな内容でした（私も1回しか聴いたことが無いので）
ちなみにメールの着信音はあややちゃんの『薄紅色の片思い』です。
厨さん曰く、
「薄紅色の片思いを着信音に設定してるから前世の記憶が思い出せない」
そうです。
ちなみに二足歩行する白い猫はご想像通り、
めざましテレビでコーナーを持っている『ちょろ』です。

　最後に、2度にわたり拙い文章を読んでいただき、
本当にありがとうございました。
名無しに戻らせていただきます。