家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その50 
└母強し
607 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:02/02/12 23:42 ID:2RPeGV8g
厨撃退報告させていただきます。いえ、したのは私ではなく母なんですが(非同人) 
私が同人やってるってことでご勘弁ください。 
私、OL。上京して一人暮らし。母、田舎住まい。母と弟夫婦と住んでます。 

今回の連休は一度上京して観光したいという母のためにあけておりました。金曜日 
の晩から母が来る予定だったので、母のために定時には帰ってきておりました。 
ポストを確認するとリターンアドレスのない封筒が。表書きにも住所も切手もなく、 
私のPNのみ(一応飛翔系でまたーりとやってます) 
なんかいやだなあ、と思って部屋に帰って封筒開けたら、「今週日曜のオンリーいっしょに行きましょうねえ(はあと)」
といった弾けた内容。蛍光ペンオンリー参加の予定はありません。 
「○○さん(私)が一人暮らしで寂しいと思いますから金曜から行きますね。
あ、 衣装作るの手伝ってくださいね」などなど。頼んでませんし、
衣装も昔は作ってましたが、いまは作ってません。てか、いまでもオンリーで
コスOKなところあるんでしょうか? 
 母が来るのは9時過ぎ。もし厨が来て母と鉢合わせしたらどうしよう。
母は小柄で農業やってますからそこそこ力はありますが、とてもプチコニなんぞに
かないそうにないと、娘の私も思っておりました。 
ところがいやな予感てのは当たるようで、8時ぐらいにドアをどんどん叩く音。 
「○○さあん、いるんでしょう? 開けてくださあい」 
当然居留守を決めこみます。しかし、母を駅まで迎えに行く時間は迫ってきてます。 
厨は去る様子はありません。しかもなんだか時間が経つと増えてる様子。 
「だいじょうぶ、居てるって」とか「いざとなったら突破すればいいんだから」
「で 、鍵壊れてましたよお、とか言えばいいんだよ」と言う声まで聞こえてきます。 
確かにうちは安普請。蹴ったら何とかなりそうなドアです。 

とりあえず母にも携帯持たせていたので(着信のみで、弟と私の番号にだけかける 
ことができる)母には駅近くのファミレスで待ってもらって、何とかこっちを落ち着けて 
と思っていたのですが、母に電話したら「もうそっちに向かってる」とのこと。 
ファックスで送った地図で、母はとことこ来てるようです。母にちょっとたてこんで 
るから待ってくれと言っても、聞いてくれません。ひええ、鉢合わせする 
というか、私ならともかく母になんかあったらどうしよう。そのときになって
ようやく警察呼ぼうと思いたち(そのときまで抜けてました、間抜けです)電話しました。 
警察が来るまで20分ほどかかるとのこと。厨房たちはガンガンドアを蹴りだしました。 
こっちもドアの影で包丁を持って出ようか、それじゃ大袈裟すぎるかと悩んでいたところ、
母の方が先に着いてしまったのです。母が来ると厨房たちはドアを蹴るのをやめました。 
以下ドアの向こうでのやりとり。飛び出すタイミングを計りながら、結局聞いてた 
だけのふがいない娘を許してください。 
母「何ですか? あなたたちは?」 
厨「おばさんこそ何よ。私たちここんちに用があるの。向こうへ行けよ」 
母「そこはうちの娘の部屋なんですが」 
 ここで厨の声がアニメ声にひっくり返りました。 
厨「私たち○○さんの友達なんです。今日約束してたんですが、お留守のようなんです」 
厨「私たち明日明後日、○○さんと出かける約束してるんです。開けていただけませんか?」 
母「娘は今日明日明後日と私と過ごす予定です。何かのまちがいじゃありませんか? 
  それにあなた方は友達の部屋のドアを蹴るんですか?」 
厨「これはふざけてただけで……」 
 厨房歯切れ悪くなります。 
母「とにかく一度お帰りください。娘にはこちらから連絡させますから、お名前と 
  電話番号をお教えください」 

 そこでなぜか厨房逆切れ。早口でよく聞きとれなかったのですが、母にあとで 
聞いたところ「ふざけんな、おばはん」とか「ほんとうに母親だったら、娘の 
友達ぐらいもてなしたらどうなの」とか言いだしたようです。でも次の言葉だけは 
聞きとれました。 
厨「母親だったら、合い鍵持ってるでしょ。出しなさいよ」 
厨「私たち寒い思いしてずっと待ってんだから、家にぐらい入れなさいよ」 
なんだかばたばたっと動く気配があって、これはやばい、と思ってドアを開け 
ようとしたところ、ビシッ、バシッ、ととても小気味いい音が聞こえました。 
 ドアを開けたところ、厨房が3人うずくまっておりました。手首とか肩とか押さえて 
うめいてます。そばで母がちょっとだけ襟元を乱してたっておりました。 
 私を見ると、母もちょっとすまなさそうに「この人たち、お友達?」と聞いて 
きました。慌ててかむりを振って、とりあえず母を部屋に入れ。警察の到着を 
待ちました。 
 警察は数分後に来てくれました。厨房たちは、母に殴られた、傷害だ、とわめ 
きます。 
 そこでご近所の人が出てきて、厨房の一連の言動と母に掴みかかったことを証言 
してくださいました。その際母が抵抗したようです。初めて知ったのですが、母は 
空手の有段者だったそうです。ずっと使っていなかったのですが、娘がえらい目に 
合ってると思い(最初は、私の部屋に男がいると思ってたらしい。だから急いで来た 
そうだ)掴みかかられて、とっさに相手を振り払ったりする際に、身体が動いてし 
まったそうです。 
 結局、厨房3人と母と私とで警察へ行き、事情を聞かれました。厨房とは面識が 
ないこと、母と厨房3人の体格差がとてもあったこと、母のコートのボタンがとれた 
ことと、カバンの取っ手がとれたこと、ご近所の方の証言、ドアに蹴ったあとが 
あったことなどから、正当防衛ということになりそうです。 

厨房はもれなく未成年だったので、その晩は警察でお預かり。保護者が来るまで 
そこにいることになったようです。 
 その晩は結局それで遅くなってしまい、翌日は親子で遅くまで寝ておりました。 
それでも翌日昼から、観光したり(初めて鳩バス乗った)、買い物したり、食事 
したりと楽しくすごせました。 
 ドアの方は、日曜日に母と、向こうの厨房+親3人交えて話し、その場でドア修理 
代9万を払ってもらいました。親厨じゃなく、かなりの常習犯のようで、何度も 
謝っておられました。母のコートとバッグは、怪我はさせていないものの、こちら 
も大事なお嬢さんに痛い思いをさせたから、と母は何も言いませんでした。 
 なんだか自分の責任なのに不甲斐ない対応で恥ずかしい限りですが、ご報告させ 
ていただきます。長文お付き合いありがとうございました。 


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