家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その50 
└ムー前世厨
481 名前:480 投稿日:02/02/09 23:04 ID:UtwhRfyc
撃退できたのですが、私も(♂)かなり厨だったなぁと、反省されられるお話。 
乱雑な文になりますが御了承ください。 

私は高校を卒業すると同時にヤンキーから足を洗い、上京しヲタクに変身しました。 

あれは忘れもしない夏の暑い日のことでした。しつこい訪問販売や新聞の勧誘 
などでかなり機嫌が悪いときに東京でできた友人Aから電話がありました。 

俺「もしもし、○○やけど。」 
A「(パニクった声で)○○!助けて!変な人いる!」 
俺「え?え?変な人?」 
A「おねがい!早くきて!」 
との事でした。当時(今も)Aは同人をやっており私はこのスレをしらなかった 
ので、何とアドバイスすればいいのか分からず、 
俺「とにかくオチケツ、すぐ行くから。」 
と言って、Aのマンションに向かいました。 

そしてAの部屋のドアの前に、このスレでは御馴染みのコニー桃屋二人とガリ夫 
がいて、大声で何か叫んでいました。 

ガリ夫「早くここを開けて僕の顔を見るんだ!きっと思い出せるから!」 
桃屋1「さっさと開けなさいよ、いつまでたってもアナタには世話が焼けるわね。」 
桃屋2「おねがいーここをあけるのらー」(アニメ声) 

そして三人でドアを蹴りまくっていました。 
なんだなんだ?なんなんだ?頭の中が?マークでいっぱいになりました。 
とにかく変な人には変わりないので、ドアと厨三人の間に無理矢理割り込み 
ました。それからドア越しにAに声をかけました。 

俺「ごめん、遅なった。こいつらお前の知り合いか?」 
A「(泣きながら)知らないよぉぉ、早くかえってよぉぉぉ!」 

との事。すると厨三人の猛抗議。 
桃屋1「何いってんのよ!思い出して!私達は転生したの、今この場に4人いる 
    のが何よりの証拠じゃない!」(俺もいます) 
桃屋2「また4にんでチカラをあわせなきゃいけないにょにぃ」(アニメ声) 
ガリ夫「(私を睨んで) お前…。お前のせいだああああ!」 

そう言うと私のミゾオチに蹴りを入れ、桃屋1にすかさずビンタされ、桃屋2 
に巨大なカバンでどつき回されました。すばらしいコンビネーションでした。 
普段ならこの時点で厨三人をシバクのですが、トラブルを起こしてAが追い出さ 
れるとまずいので、顔面を引きつらせながら平常心を保ち。 
厨たちに何故こんなことをしているのか尋ねました。 
厨たちは少々興奮しながら電波語を交えて答えました。 
要約するとこんな感じ↓ 

ムー時代、Aと厨三人の前世は戦闘のスペシャリストギルドに所属しておりまし 
て、その中でもこの4人はトップクラスの戦士でした。 
(ちなみにAは格闘家、ガリ夫は剣士、桃1は魔法使い、桃2はシーフだそうで。) 
ある日、魔物に襲われムーは崩壊の危機に!そこで反旗を翻したのが、この4人 
だそうで…。無事ムーを救ったのはいいが、そのうちAとガリと桃1が戦死。 
生き残った桃2が瀕死の重傷のまま、ムーの王様に魔物達を倒したと報告し、 
その場で幼い命を散らした。 
んで、4人は転生した。厨三人はネットを通じて巡り会えたが、Aはいない。 
しかしガリ夫はAの手がかり(Aが描いたファンタジー同人誌)を持っていて、 
その奥付を頼りに。ここへ来たと言う。 
しかし、Aは転生の際、記憶を魔物の生まれ変わりである私に封印されてしまい 
思いだせない。このままだと又魔物達が目覚めてしまう。その被害を最小限にす 
るには、4人で合同誌を出し、ページの中に魔物除けの印を描かなきゃいけなく 
、これから夏コミに間にあうよう徹夜で原稿を書きにAの所へ泊りに来たそうな。 

取って付けたようなへぼストーリーに眩暈と怒りが込み上げ、ついに怒鳴って 
しまいました。(汗) 

俺「お前等たいがいにしろや!それ以上喋ったらブチ殺すぞゴルアァァァァァアア!」 

それを聞いてびっくりしたのか。ビックリして数歩後ずさりする厨三人。 
そしてAがチェーンをつけたままこちらの様子をうかがっていました。 
私はAの方を向き、「危ないから、顔出すな。」と声をかけた瞬間 
Aが突然「○○!危ない!!」と叫び、とっさに降り返ると、目の前に携帯電話 
。そしてグム!って感じの鈍い音。そして激痛。さらに流血。 
どうやら私はガリ夫に携帯電話で額を殴られたようでした。 
あまりの痛さに無言で額を押さえ、その場に座り込んでしまいました。その時、 
今まで封印していたヤンキー自我が復活し(私も厨でした)、ドバドバ出る血も 
忘れてガリ夫からマウントをとりました。桃屋達はそれを見て逃走。 
ガリ夫に3,4発殴ったところで、Aが「やめて!」と私の首当たりを掴んで 
ガリ夫から引き離しました。その隙にガリ夫も逃走。 

Aは顔をぐしゃぐしゃにして泣いていました。私はAをなだめたかったのですが 
立ちくらみでそれどころじゃありませんでした。 
とりあえずAに「ごめん…。」と言ってその場に座ってしまいました。 
するとAが突然「おわぁぁぁあああ!!」と悲鳴をあげました。 
どうやら私の怪我に気づいたご様子。 
Aは「ごめんね、ごめんね」と何度も謝りながら、私の額にタオルを巻いて私を 
車に乗せて病院に連れて行ってくれました。 

額を5針縫う怪我でした。病院に保険書と財布を忘れたので心配したのですが。 
「後から持ってきていいよ。」とのことでした。 
帰る時気づいたのですが、Aの服と車には私の血がベットリ付いていました(汗) 

後日参 
結局その後厨達は来ませんでした。Aもファンタジーっぽいジャンルから 
格闘ゲームのジャンルに変えました。 
Aはあの時のことを未だに気に病んでいるらしく、完治した私の怪我の事を 
まだ気にしています。 

以上私の駄文をよんでいたたいてありがとうございました。 


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