家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! その47
└21さん体験記-21さんの彼氏に厨の魔の手が・・・-
21 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:01/12/19 17:28 ID:54vmpRN0
今更なのですが、私が体験したことを書きます。
今から2年前ですが、私は念願のインターネットを自宅で出来るようになりました。
嬉しさのあまり、既にネットをやっている友人にメールを送ったり、友人のHPに書き込みしたり
しました。ネットを始めてすぐにYさんという方とお知りあいになりました。
彼女は友人TのHPの常連さんだそうです。普通にメールのやりとりを続けていたのですが
ある日「今度実際にあってお話しませんか?」というメールが来ました。
ネットで知り合って半年、メールだけのやり取りなのでいきなり会うと言われても・・・。
向こうが指定した日は「都合が悪いです」と断りつづけました。
2ヶ月ほどしてその件には触れなくなったので、もう大丈夫だろうと思って普通にメールを続けて
いました。
メル友を始めて10ヶ月くらい経ったある日、仕事場に母から電話がありました。
「○○の友達で××さんという人が来てるけど・・・」
「えっ、そんな人知らないよ」と言うと、その××さんが電話に出て
「Yです。会いに来ました!一緒に■■■について語りましょうよ!」と言うのです。
あまりにも突然のことでびっくりして、パニック状態でした。
どうしたら良いのかも解らず、返答に困っているとYさんが
「とりあえず○○さんのお部屋で帰ってくるのを待ちますね」と言って電話を切られて
しまいました・・・。
22 名前:21 投稿日:01/12/19 17:41 ID:54vmpRN0
急いで仕事を切り上げ、自宅に帰ると私と入れ違いに宅配ピザ屋が帰っていきました。
母に事情を聞かれ、メールだけの知り合いで、会った事もない事を伝えました。
とりあえず、自分の部屋に行くとぷ〜んとチーズの匂いがしました。
部屋を見ると読み散らかされた漫画や同人誌。おまけに飲み終えたジュースの缶やペットボトル。
「急に人の家に来て何やってるんですか?どうして家をしっているの?」と問い詰めると
「○○さんって怖い人なんだぁ〜。がっかり」と悲しそう(?)な目で私を見ました。
「○○さんなら絶対に私のこと受け入れてくれると思ったのに・・・」
そう言いながらもピザを食べるのをやめませんでした。
「はぁ!?勝手に解釈されても困るんですけど・・・」
あまりにも腹が立って思わず「迷惑!直ぐ帰れ!」と言ってしまいました。
するとYさんは「じゃぁ、帰ります。お世話になりました」とゴミも漫画も片付けずに
帰りました。友人のTに電話して「TとこのHPの常連のYさんがうちに押しかけてきた」と
言うとTもびっくりしてました。
「どうして私の家を知っているんだろう」と言うと
「ごめん、私こないだYさんと電話で話した時に○○の事聞かれて苗字が珍しいって
言ったんだよ。その時に○○と幼馴染で家が近いとも言っちゃった」
「えっ、YさんはTの家知ってるの?」
「同人の奥付けに住所載せてるから・・・」
Tを責めることも出来ず、今度から気をつけてと一言いって電話を切りました。
27 名前:21 投稿日:01/12/19 18:09 ID:54vmpRN0
その日の23時頃、玄関のチャイムが鳴りました。
こんな時間に突然訪ねてくる非常識な友人はいないのでもしや・・・と
思いながらのぞくとYさんでした。
「終電がないので泊めて下さい」と泣きすがってきました。
「困ります。駅まで出ればビジネスホテルもあるからそこに泊まったら」と
言うと大きな声で
「○○さん、ヒドイ!私たち友達なのに〜」と叫ぶように言いました。
「友達じゃない!今日、初めて会ったばかりでしょ?」と言うのですが
いつまでも大きな声で「友達だもん」と言うのです。
母が「近所の目もあるから・・・」と不本意ですが、仕方無しの私の部屋に
泊めることになりました。
家に入ると急にケロっとして
「やっぱり○○さんっていい人ですね。お母さんもいい人だし」と笑顔で言われ
思わず殴ってやりたくなりました・・・。
とりあえず、お風呂に入るように勧め彼女が寝る布団を敷き、Tにも連絡を入れて
彼女とは入れ違いでお風呂に入りました。
お風呂に入って頭を洗おうとするとシャンプーがない・・・。
つい先日、使い始めたばかりのものなのに。
すぐにお風呂を出てYさんに問いただすと
「一度これ使ってみたかったんです。で、使ったらすごく良かったので〜。
もらっちゃ駄目ですか?」とまた笑顔。ついに私の何かが切れました。
29 名前:21 投稿日:01/12/19 18:10 ID:54vmpRN0
「あなたは私の家に何で泊まりに来たの?盗みに来たの?
勝手に人の家を調べたりして非常識じゃないの?」と責めると
「私は○○さんと仲良くなりたいんです!友達じゃなくてそれ以上になりたいの!
好きだから、その人の家を調べるなんて当たり前ですよ
○○さんと同じ環境で暮らしたいの!」と反対に攻め寄られ、背筋に冷たいものが
走りました。Yさんの迫力に押されどうして良いものかと思っている時に
彼氏から携帯に電話が!
「電話出ないと」と言うと「私との話の方が大事です」と言うので
「仕事の電話だったら困るじゃない!これが原因で私が失業したらあなた責任取れるの?」と
言うと「私、学生なので収入ないから」と急に引き下がりました。
(今思うと私なんてバカな事言ってるんだろうって思うのですが・・・)
急いで電話を取って、後ろで文句言うYさんを無視して彼に今から家に来てと頼みました。
彼氏が一緒に泊まってくれて、何事もなく一晩過ぎるかと思った朝方。
まだ5時なのにゴソゴソとYさんが動いているのです。しかも彼氏の近くで。
「何してるのですか?」私が聞くと
「男の人のアソコってどんな風になってるんですか?私、実物見たことなくて〜」と笑顔で言われ
「あんたバカでしょう」と思わず言ってしまいました。するとYさんはその言葉がショックなのか
「○○さんってヒドイ!○○さんも▲▲さんみたいなこと言う」と泣き出しました。
もう手に負えないと思って、昨夜彼女から聞き出した彼女の実家に電話しました。
30 名前:21 投稿日:01/12/19 18:12 ID:54vmpRN0
うちで待つように言いました。するとYさんは
「私、今日イベントに行きたいのでもう出ます」と急に着替えだし
「7時間後にはここに戻ってくるので、それよりも早くうちの母親が来たら待つように言っておいて
下さい」とすごいスピードで出ていきました。
唖然とした私たち家族と彼氏。
それから8時間後、ご両親とYさんが無事(?)私の家で対面し、帰って行きました。
あとでTがYさんと電話で話した時に
「○○さんて▲▲さんみたいに心の狭い人なんですね〜」と言ったそうです。
そうか、私心狭かったんだな・・・。
すみません、メモ帳で打ち出したらパソコンがフリーズしてしまって
保存してなかったので打ち直していました・・・。
とりあえず、LANケーブルで逝ってきます