「念書」とは?(2)
日本の法律では、契約は口約束でも成立します。
しかし、口頭での契約は一方からの申し出で破棄出来ますし、「言った」「言わない」の堂堂巡りになったりしますので、重要な事は文章に残します。

これが「契約書」です。

ここが重要なのですが『念書→契約→約束』なので、相手に約束する気持ち(たとえ渋々とでも)がないと契約は結べません。
逆にいうと、相手に渋々とでも約束する気があれば念書は取れる事になります。

念書の作成や、取り交わす事に特に弁護士さんなどの専門家の参加は必要ありません(念書には「後日の証拠のために念のために取っておく文書」と言う意味で、契約書に他なりません)が、念書の内容を取り交わす際に法的な問題点がないか、事前に相談し確認してもらうのがベストです。

「念書」とは?(1)
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